奥高尾 城山東尾根(バリエーションルート)、地図とコース情報
城山の山頂から東に伸びる尾根。昭文社の「山と高原地図」には点線で表され、「道標がないバリエーションルート」と書かれています。通常バリエーションルートには道標がなくまた登山道が不明瞭で難しい場合も多いのですが、この東尾根には踏み跡もしっかりとあるので非常にわかりやすいです。
城山東尾根には特別な見所はありませんが、利用者が少ないのが魅力と言えます。休日の城山や高尾山には多くの登山客で賑わいますが、そんな時でもこのコースで人に会う機会は少ないので、静かでゆったりとした登山を楽しめます。登山道も整備されておらず、そして自然を近くに感じられると言う事も魅力の一つでしょう。近くにバス停、そして駐車場もあるのでアクセスにも便利です。
アクセス
- 高尾駅北口より「小仏」行きバスに乗り「日影」で下車。
- 小仏川を渡ってすぐ右手に数台分の駐車スペースがありますが、それより先に行った「ウッディハウス愛林」にも駐車場があります。
城山東尾根のコースの地図と情報
- 歩行時間:約1時間40分
- 歩行距離:2.5km
- 標高差:448m
コースの紹介と写真
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高尾駅北口から「小仏」行きのバスにのり「日影」で下車。バスの進行方向に1分ほど歩くと、ウッディハウス愛林「森の図書館」の看板が出てきます。ここが入り口になります。駐車場は橋を渡ってすぐ右手にあります。ウッディハウスにも駐車場があります。
日影沢沿いの電柱。「中継支5」と「中継支6」の間が登山道の入り口になります。
こちらが電柱5と6の間。日影のバス停から5分も歩けば到着します。若干広いスペースになっており、また道もできているのでわかりやすいです。
日影沢を渡って対岸から、飛び石を撮影しました。雨の後は増水するので、濡れずに渡り切るのが難しくなります。
登山道の入り口の様子。道幅が狭いですが、踏み跡はしっかりあるのでどこに向かうか悩むことはありません。
歩き始めて5分後の登山道の様子。尾根まではこのような道が続きます。
尾根に到着。傾斜のきつい尾根歩きがしばらく続きます。登山道は踏み固められているので登りやすいです。城山東尾根の大部分はこのような樹林帯歩きですが、登山者と会う事はほとんどなく静かな登山が楽しめます。
樹林帯にちょっと疲れたなと思った頃、タイミング良く開けた場所にでます。空を見てしばしリフレッシュ。
そしてもう一度樹林帯に戻るのですが、それを終えると城山の手前。山頂付近は木が伐採されており、東面の眺めがとても気持ち良いです。高尾山からの稜線も良く見えます。