初心者のための登山とキャンプ入門

高尾山 "稲荷山コース" コース情報

高尾山 稲荷山コース

人気の本格的な尾根歩きコース

高尾山口駅から高尾山山頂を目指すコースの中で、本格的な登山を味わえるのがこの稲荷山コースです。急勾配のポイントもありやや大変なところもありますが、登山道の入口から山頂までは舗装路もなくとても気持ちのいいコースとなっています。 コース途中にある稲荷山の東屋も展望が良くおすすめ。八王子市街や新宿が望める気持ちの良いスポットとなっているので、お弁当や休憩に絶好のロケーションです。

稲荷山コースのコース情報

コースデータとコースガイド

  1. 歩行時間:約1時間30分
  2. 歩行距離:3.6km
  3. 標高差:389m

登山口からしばらくは急な木段が続きます。焦らずゆっくりと登りましょう。

稲荷山コースの登山口は、ケーブルカー駅である清滝駅のすぐ左手にあります。登山道に入るといきなりの急な木段が続きますが、急な登山道も稲荷山あたりで落ち着きを見せますので、それまではゆっくりと登るのがおすすめです。

トイレと休憩に最適な稲荷山

稲荷山の手前には道表があり、稲荷山山頂へ向かうコースと山頂をまくコースの分岐点となっています。稲荷山の山頂には東屋とトイレがあるので長いのぼり坂を登った後の休憩場所として最適です。東屋からは東の展望が最高ですが、山頂にのぼらない巻き道からでも展望を楽しむ事ができます。

稲荷山を過ぎるとアップダウンのコースがしばらく続き、6号路の分岐点と出会います。6号路との分岐をすぎて10分もすると、ベンチがある開けた場所にでます。ここまで来たらもう少し。そこからの長い木段を登りきればそこはもう高尾山の山頂です。

稲荷山コースを登るポイント

稲荷山コースは急な木段を登る事が多いので、下りより登りでこのコースを選んだ方が良いと思います。特別に厳しいコースなわけではありませんが、急な木段をドシンドシンと下り続けると膝を痛めてしまう場合もあります。なのでこのコースを下る場合はゆっくりと、そしてストックなどの”杖”的なものがあると安心して下る事ができます。

稲荷山コースのスライドショー

下の画像をクリックするとスライドショーを見ることができます。キーボードの矢印を使って写真を切り替えることもできます。

装備や持ち物、服装のこと

トレッキングブーツや登山靴がおすすめ

稲荷山コースは急登や木の根が多いコースなので、靴底が滑りずらいトレッキングブーツや登山靴を履いていく事をおすすめします。ハイカットのトレッキングシューズなら足首をサポートしてくれるので、急な下り道でも比較的楽に下る事ができます。

服装

稲荷山コースは急勾配やきつい木段も多いので、足をあげやすいズボンがおすすめです。また汗をたくさんかくようなコースですので速乾性のシャツを着用すること、また夏でも体を冷やさないよう上着を1枚持って行くと良いと思います。

トレッキングポール、ヘッドランプ(懐中電灯)

カリマー トレッキングポール
カリマー / カーボントレッキングポール・2本1セット

上にも書きましたが、稲荷山コースを下る場合はトレッキングポールなどの”杖”の役割を果たす装備があると安心して下る事ができます。特に筋力の無い方にはストックがおすすめです。
ヘッドランプはどのコースを登る場合にも必要になりますが、なければ懐中電灯などでもかまいません。

水、食料

一旦稲荷山コースを登り始めると、山頂に到着するまでは自販や茶屋などはありません。ですので十分な水、そして休憩中に消費したカロリーと摂るためにもおやつを持って行くと良いです。