スズメバチの巣を殺虫剤「ハチ・アブ バズーカジェット」で攻撃
北海道旭川・移住の記録 #8
2020年6月9日(火)。一昨日スズメバチの巣を破壊して安堵していたが、本日別の場所に巣を作っているスズメバチを発見。スズメバチ撃退スプレーの「ハチ・アブ バズーカジェット」を噴射して巣を使えなくしたが、スズメバチにかけてもを殺す事はできなかった。
ハチの巣をもう1個発見、今度は入り口
一昨日巣を撤去したスズメバチはもうやってこない。これで蜂問題は解決された、と安堵したのも束の間、今度は違うスズメバチが、家の入り口の屋根のトタンと木材の隙間に入り込むのを確認してしまった。
今度のやつは一回り大きい。音も低く大きいし、何より速い。先月姉が家のトイレ工事に立ち会った際に「女王蜂を見た」と言っていたが、やつのことかもしれない。
色々とやりたいことがあるのにできない。ベッドも冷蔵庫もコンロも洗濯機もない。部屋も汚いし物の配置も決まらないのに、スズメバチを相手にしなければならない。森で暮らすとはこういうことなのかもしれない。
という訳で再びスズメバチの観察に入った。部屋の窓を開け、スズメバチの巣への出入りを網戸越しに観察する。1時間は観察しただろうか。活動のリズムは一昨日のスズメバチと同じようだ。違うのは、やはり大きくて怖い。こいつは手強いかもしれない。
スズメバチの巣 破壊作戦の流れ
作戦1は、まずスズメバチが出て行ったのを見計らい、ハチの巣のふもとに脚立を設置。そしてスズメバチの帰宅を待つ。
作戦2は、スズメバチが帰宅し再度出て行ったら脚立を登り、殺虫スプレー、フマキラーの「ハチ・アブ・バズーカジェットを噴射して巣をダメにする。
作戦3は、戻ってきた蜂が自分の巣に入ろうか戸惑っているスキを狙い、網戸越しにバズーカジェットでスズメバチを攻撃する、というものだ。
今回は巣だけでなくスズメバチも攻撃してみる。殺虫スプレーの威力を確認したいのだ。
作戦決行
スズメバチが出ていくと脚立を置く。作戦1はなんなく成功した。
そしてスズメバチはしばらく経つと巣に戻ってきた。
僕はその時が来るのを息を殺して待つ。右手にはバズーカジェットを握りしめている。
そして5分くらいでスズメバチは巣から飛び立っていった。僕はダッシュで外に出て脚立をかけ登り、ハチの巣があるであろうトタンの下の隙間にハチ・アブ・バズーカジェットを大量発射。
すぐには戻って来ないだろうとわかっていても、気が気ではない。スズメバチがDIYで建築中のマイホームを攻撃しているのだ。見つかれば死ぬ気で攻撃してくるはずだ。
そしてダッシュで部屋に逃げ込んだ。
網戸越しに見ると屋根の隙間から殺虫剤のしずくがぽたぽたと垂れて、朝露の様にキラキラとして美しい。
無事に作戦2は完了した。あとはスズメバチの帰宅を待つばかりである。
しかし果たして、僕はこのハチ・アブ バズーカジェットでスズメバチをやれるだろうか。スプレーでスズメバチが死なないとしても「行動停止」とあるから落ちるかもしれない。その間に息の根を止めたい。
しかしもしやっつけられなければ少し面倒なことになるかもしれない。というのも、僕はスズメバチが去ったあと、屋根のトタンの歪みをなおし、蜂が入れない様にしたいのだ。
またトタンだけではなく、軒天の穴もふさぎ、軒天が剥がれたところもなおし、スズメバチが巣を作るスペースを与えたくないのだ。
しかし殺すのを失敗すると戻ってくるかもしれない。例え僕が別の場所で作業をしていたとしても、怒ったスズメバチが襲ってくるかもしれない。それはとても怖いことだ。知らないけど。
そんなことを考えているとスズメバチが帰ってきた。しかしためらいもなく巣の入口に着陸したので、あれ、効かなかったのかな?と思ったが、どうやら彼女は中には入れないようでホバリングしている。
今だー!ということでハチ・アブ・バズーカジェットを網戸越しに噴射。蜂は落ちたかに見えた。
やったか、と思い窓から蜂のボディを探すが、地面に転がっている姿を確認できない。
しばらく家の中で待機して外にでる。スズメバチはどこかに転がっていないだろうか?
しかし見つけられない。どうやら作戦3は失敗したようである。
MEGA・ドンキホーテで珪藻土のマット買う
午後は姉にメガドンキに買い物に連れて行ってもらった。車があるので自分一人でも行けそうなものだが、まだ旭川を良く知らないし、地図もない上に運転もあまり好きではないので姉に連れていってもらうことにした。
ドン・キホーテって基本的に狭いし物が多いしあまり好きではないけれど、旭川のメガドンキは意外にも楽しかった。色んなものが安くて買いたくなる。まだ持っていない洗濯機も冷蔵庫も炊飯器もハンガー掛けもハンガーも全て安い。ここで全て買い揃えたくなる衝動にかられる。
また食料品も安い。弁当も総菜も刺身も肉も安くて嬉しくなる。しかも美味しそうだ。イオン、ツルハドラッグ、メガドンキと見てきたが、今のところメガドンキが一番安い印象だ。
そして僕はここで珪藻土のマットを買った。洗面所の床が濡れて傷んでいるのでその防止のためだ。さて、効果はいかに。
ドン・キホーテのあとは姉の家に立ち寄り、姪たちとたくさん遊び、夜ご飯に煮込みハンバーグをごちそうしてもらった。
また取っ手が壊れて使っていない電子レンジをもらい、灯油ファンヒーターを借り、そして明日の朝食用にと煮込みハンバーグの残りとニンジンサラダまで頂いた。
そして静かで暗い自宅へと一人帰り、メガドンキで買ったものや電子レンジ、灯油ファンヒーターを家に運び込むため、駐車場と家の間を3往復する。
騒がしい家族の団らんの空間から、静寂の一人へ。未だに静かな夜に慣れない。どこか人の多い場所でバイトでもしようかしら、なんて思う。