初心者のための登山とキャンプ入門

パロマのプロパン用一口ガスコンロ「PA-E18S-LP」を買う

パロマの一口コンロ
パロマ 1口ガスコンロ(プロパンガス) PA-E18S-LP

北海道旭川・移住の記録 #30

2020年7月1日(水)。旭川に移住してからもう少しで1ヶ月。ついにプロパンガス用のコンロを買った。パロマの一口コンロ「PA-E18S-LP」。これと言った特徴が全くないのが特徴だろうか。ツマミを捻れば火が点き、消える。ミニマリストにおすすめしたいコンロである。掃除も簡単。

救世主あらわる

朝5時過ぎに起きる。昨日調子が悪かったので二度寝をすると、次は8時に起きる。
東京にいた頃は8時でも早起きで早朝だったけれど、ここでは「やばい、寝すぎた。寝坊した」と思ってしまう。随分と変わったものだ。しかしこんなに寝てしまい、今夜はちゃんと眠れるのだろうか。

姉からのラインで起きたのだった。本日は9時からアイヌ記念館で収蔵品のリスト作りのお手伝いだ。なので慌てて準備をして出発する。久しぶりの青空で、暑い。自宅の森では羽の生えた虫たちが絶好調だ。

アイヌ記念館では収蔵してある書籍のリストを作る担当になった。作者やタイトル、ISBNなどの情報を用紙に書き込んでいく。
それを昼頃で終わると、その後一緒に作業していた浅井さんと自宅に行くことになった。浅井さんはもともと土建屋的な仕事をしていて、家の入り口の柱を見てくれると言うのだ。すごくありがたい。

入り口の柱は簡単になおせる雰囲気ではなかったけれど、浅井さんはなんと、その柱の修理の作業を一緒にやってくれると言うのだった。また知り合いにも建築士がいて、後日その方と一緒に来てもう一度見てくれるという。建築の材料もその方から安く手に入るかもしれない、らしい。

入り口の屋根を支える柱の根本は腐っている
入り口の屋根を支える柱の根本は腐っている

とてもありがたい。自宅のの入り口の屋根を支える柱は痛みが激しく、というか屋根はすでに前傾していてじきに崩れるだろう、というレベルだった。

当初は屋根の塗装を塗り直す予定だったけれど、まずこの柱をやっつけない限りは屋根に登れないと思った。しかし柱の構造が複雑で自分だけでは厳しいかもしれない。インターネットも繋がっていないので、何をどうするかのイメージもできない。どうすんべ、という感じだった。

そこに浅井さんと言う救世主が現れたのである。柱を見てアイデアだけ提供して頂くだけで十分だと思っていたが、その作業もやってくれるようなのだ。もちろん僕も加わるが、知識のある方が一緒にやって頂ければ自分一人でやるよりもよっぽど完成度が上がるだろうし、何よりも学べることも多い。技術と知恵をいくらか吸収することができる。

ついにコメリでコンロを買う

その後はコメリに行った。前回は地図をみながら緊張感を持ったドライブであったが、2回目になれば慣れたものである。問題なくたどり着けた。
こうやって、地図を見ずに行ける場所を獲得できるのも一つの楽しみである。少しずつ、僕の頭の中で旭川の地図が出来上がっていく。ナビはすごく欲しいけど。

コメリの資材館では姪の部屋の壁を塗るためのペンキやローラー、外の散水栓を使うためのホースやコネクタ、残置してあった灯油のポリタンクの交換用の蓋とパッキン、そしてついに、プロパンガス用のコンロとホースを購入した。

パロマの一口コンロ「PA-E18S-LP」である。ものすごくシンプルでかわいくて気に入ったが、今思えばパスタを作る時はどうしようか、という感じではある。でもいざとなればカセットコンロも併用できるだろうし、もしくは一口コンロを二刀流にするパターンもあるかもしれない。
とりあえずは、しばらくは凝った料理を作る気はないのでこれでいいのだ。

パロマの一口コンロ
パロマ 1口ガスコンロ(プロパンガス) PA-E18S-LP

旭川に移住して一ヶ月になるが、初のプロパンガスだ。安パイで2メートルのホースを買ってしまったのが悔やまれるが、まあ切ればいいでしょう。
そして元栓を捻ってドキドキの点火。問題なく火がついた。ガスで火が燃える音がする。とても暖かい。火力が強い。

姉から借りたカセットコンロから始まり、次は登山のガソリンストーブ、そして今日ついにガスコンロにレベルアップした。新たな仲間が増えたようでとても嬉しい。
そして、プロパンガスの月々の料金はいくらくらいになるだろうか。

外の散水栓にも無事にホースをつけることができた。なにせ散水栓もホースも使うのが人生で始めてなので仕組みがわからない。蛇口の形状も違ったりするのでいちいち買うものも迷ってしまう。
勘で選んで買ったストッパー的なものを蛇口につけたら、見事ホースは水圧で飛ばなくなった。他に取り外しが簡単そうな便利なコネクタはあったけれど、これが130円で安かった。

東京で団地暮らしをしているとこんなこともわからない。日々学ぶことだらけである。

水栓の蛇口にストッパー的なものをつけたらホースは飛ばなくなった。
散水栓の蛇口にストッパー的なものをつけたらホースは飛ばなくなった。

そのホースから出した水を、残置されていた汚い灯油タンクにたっぷりと入れる。ポリタンクが劣化して穴が空いていないかの確認だ。 キャップもパッキンも買ったし、灯油タンクが問題なく使えればもうけものだ。
しかし、途中で灯油タンクの中がめちゃくちゃ汚いことに気がついた。簡単には落ちなそうである。