初心者のための登山とキャンプ入門

ランドナー・エンペラーのタイヤ交換

丸石のエンペラー

重い腰を上げ、ずっと放置していた自転車・ランドナーをとうとうメンテナンスすることにした。メンテナンスというよりも修理か。前輪タイヤが劣化と使用しすぎで裂け、中のチューブが見え今にもパンクしそうな雰囲気だ。
多分4,5年だろう。チェーンやサドルに油をあげる以外何もしてこなかった。ここまで来て、やっとこ自転車を修理する気になった。自転車は丸石自転車のエンペラー。沖縄まで旅をしたランドナーだ。

修理する箇所は数えきれないくらいだけど、あまり本気になると面倒なので、部分部分、時間をかけて正常に戻していこうと考えた。裂けたタイヤ、どうにも調整が効かなくて度々リムに擦るリアのカンチブレーキ、バネがどこかに飛んでって鳴らなくなったベル。そしてサビもひどいので余裕があれば磨いてあげる事にした。

Panaracer COL DE LA VIE 8W650A-LX-CLVパスハンティング W/O 26×1 3/8(650×35A)

パナレーサー パスハンティングタイヤ
PanaracerCOL DE LA VIE SERISE Passhunting

まずはタイヤ。自転車の事を全く知らないのでタイヤ選びにはすごく時間がかかった。ネットで調べたり自転車のリムを調べたところ、どうやらエンペラーにはW/O 26×1 3/8 のタイヤを買えば良いらしい事がわかった。
というわけで、パナレーサーのそのサイズのタイヤを購入。他のメーカーなんかにもあったんだろうけど、探すのも面倒なのでパナレーサーに。
少し迷ったのが、タイヤのタイプが2種類あるということだった。一つはノーマルぽいのと、もうひとつは凸凹のついたパスハンタータイプのもの。どっちかって言うと街を軽快に走りたかったからノーマルのものでよかったんだけれど、何だか面白そうだったし、対して街も走らないだろう、という風になりパスハンターのタイヤを購入した。今では軽く後悔している。けど、輪行して登山前に林道を走りたいという夢もある。

裂けたランドナーのタイヤ

さて、ネットで購入したタイヤも届きタイヤを交換。しかし大変。まずタイヤを外すのにタイヤレバーなるものがあるんだけれど、期待を裏切って家にはそれが1つしかなかった。買おうかなと思ったけどそれも面倒だったので、強引にタイヤレバー1つだけで作業を進めた。
まあ結局はコツも覚えたので、タイヤレバー1つとあとは薄っぺらくて硬い何かがあればタイヤ交換は可能という域までは辿り着いたんだけど、そうなるまでには手間がかかり時間も奪われた。すごく力も必要で指も痛くなった。しまいには雑にやりすぎてパンクして、パンク修理も必要になり作業の進みは非常に遅くなった。

こんな感じでパナレーサーのタイヤが届いた

購入したパナレーサーのタイヤに、タイヤの交換方法のマニュアルが入っていたおかげもあり、なんとか前後タイヤ交換は終了。けど、タイヤの中でチューブがうまく行っていないのだろうか、タイヤの形が変だ。激しく歪んでいるわけではないけど気になる。何度も調節してみたものの治らず、諦めてこのままで行こうと思う。パンクしたいならすればいいさ。

パスハンティングのタイヤをエンペラーに装着した様子

そういう訳で、僕のエンペラーにはデコボコのタイヤが付き、泥除けも外されシートピラーも磨かれ、変な自転車になった。