ランドナー「丸石エンペラー」のカンチブレーキをBR-CX70と交換。
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沖縄まで旅をしたランドナーも、家の廊下にほうり放しで面倒をみていなかったら、ひどい事になってきた。そして諦めてとうとう修理をすることに。前回はタイヤの交換をしたので今回はブレーキ。フロントは生きているからリアのブレーキのみを交換する。
エンペラーのブレーキはカンチブレーキなるもので、僕はずっとこれが嫌いだった。数年前にブレーキの調整をした時もひどく手こずらされた記憶があるし、その後も度々リムに擦ったりなんかして、ちっとも言う事を聞かない。もっと簡単に調整できるブレーキはないのだろうか、と思うも探すのも面倒。
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まあ買って交換するのももったいないし、今あるダイアコンペのカンチブレーキを調整しなおそうと思ってあれこれいじくっていると、今度はカンチブレーキが台座から完全に抜けなくなった。
まあこれは自転車さんが簡単に抜いてくれたんだけど、もう僕はこれ以上このカンチブレーキに悩まされたくなかった。そして最終的に交換すると決断した。
シマノ BR-CX70 カンチブレーキ
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という理由で、上記のBR-CX70という名のシマノのカンチブレーキを購入した。なぜシマノかと言うと、選択肢を絞って自転車のメンテナンスにかける時間を短縮するため。他にはダイアコンペだったりカンパニョーロの良さげなカンチブレーキもあって心も惹かれたが、安く修理をするというのもテーマの一つだったので諦めた。
んでそのシマノの中から「BR-CX70」をピックアップした主な理由は、エンペラーにBR-CX70をつけている人がいたから、それだけ。付けられないってことはないだろうけど、万が一エンペラーに合わなくて返品ってのも悲しい。それとシクロクロス用というのも気に入った。夢はこのエンペラーで林道を駆け巡ることなので、泥はけに優れているっていうセールスポイントも決めてとなった。
「BR-CX50」っていうもう少し安い、シクロクロス用のカンチブレーキもあったんだけど、エンペラーに装着している人をネットでは見つけられなかった。
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そして無事購入したBR-CX70も届いたのでブレーキの交換作業を。しかしもともとのブレーキワイヤーが短く、BR-CX70まで届かない。ということで自転車屋まで行ってシマノのブレーキワイヤーを購入。安い。しかも充分過ぎるくらい長いワイヤーだった。
カンチブレーキの交換はかなり手こずった。もちろん取説的なものは商品についているんだけれど、用語がいまいちわからん。英語の方が簡単じゃないかと思ったほどだ。
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まあそれでも根気よく、わからないところは見ないふりをして、ようやっとカンチブレーキをリアに装着することができた。
でも、ブレーキの長さを左右で変えるしか選択肢がなかったんだけど、本当にそれで良かったのだろうか。まあ止まれば良いので良しとしたけど。それと、この作業中にリムがかなり振れているのがわかった。これはもう少しなんとかしてあげたい。けどどうだろう、自分でできるだろうか。仕事が増えたなあ。
ユニバーサルのアルミスプリングベル
バネがついている棒の部分が紛失して意味がなくなっていたベルも交換した。ユニバーサルというところのアルミスプリングベルという商品らしい。
これは他にランドナーを所有している人が使っていたので、僕のエンペラーでも大丈夫だろうと思い選んだ。そして問題なく装着できた。バネを弾けば、チーンと素敵な音が響く。
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さてさて、次はどこを修理しようか。やっぱりバーテープだろうか。バーテープもひどい。劣化が激しくて触ると手に白い粉がついてしまう。
しゃれたブルックスの皮のバーテープなんて巻きたいけど高いなあ。さあどうしようか。