パソコンキーボード、PFU Happy Hacking Keyboard "Professional JP" のレビュー
文字を打つのが最高に楽しくなるキーボード
先月の29日、8月の29日であるけども、
楽天でPFUのProfessional Jpというキーボードを買いました。
さて、キーボードを買った理由は、と言いますと、
難しいっすね。買いたかったから、ってのが一番の理由かと思います。
文字を打つ仕事も多いのでモチベーションもあがるかな、とか
まあそんな感じです。
今まで1500円くらいのキーボードをずーっと使って仕事をしてました。
打ちづらくて結構いらつくこともありまして、
いつか買いかえてやろう、なんて事も思ってました。
そして一番高いキーボードを買ってやる、なんて事も。
8月29日の昼、これは楽天でキーボードを注文する前ですが、
秋葉原はクレバリー2号店へおじゃましました。
このお店はキーボードの品揃えが豊富である、ということを
ネットで調べておりました。
狭い店内はキーボードばかり、打ってやるぜ、
と胸が高なったのを今思い出しています。
僕にはお目当てのキーボードがいくつかありました。
これも価格ドッドコムで事前に調査していました。
価格ドッドコムで満足度ランキングから高級キーボードをピックアップして
メモにメモってありました。
(基本的に僕は満足度ランキングのレビューのみ参考にするというスタイルです)
お目当てのキーボードは主に東プレという会社のキーボードで、
満足度ランキング上位にいくつもキーボードが入っている会社です。
クレバリー店内の奥は高級キーボードコーナーです。
メカニカルキーボードコーナーとでも言えばよろしいでしょうか。
『キーの内側に機械式のスイッチやバネが仕込まれているキーボード。キーを打つときに「カチカチ」というクリック感と打鍵音を伴うため上級者に人気がある。 』(IT用語辞典 e-wordsより)
というキーボードです。
個人的には鍵盤が薄いノートパソコンのキーボードでも
昔ながらの厚いキーボードでも
高かろうが安かろうが、住めば都と思っておりますが、
今回は高級を、というテーマだったので
メカニカルキーボードを買う事に決めていたのです。
店内に入りメカニカルキーボードを片っ端から打ちまくりました。
適当に文章を考えながカコカコカコカコと響かせました。
と言ってもメカニカルキーボードで売っていたのは3社くらいだったかな?
PFUと東プレとあともう1つなにかあったような記憶があります。
即却下になってしまったため社名も忘れてしまいました。(FILCOだっけかな)
さすが価格ドットコム満足度ランキング一位、東プレの
Realforce108UH SA0100は、かなりイケイケでした。
キーボードを打った時のコクッ、と落ちる音は非常に心地よく、
コクッコクッコクッコクッコクッコと心地良いリズムを響かせます。
指への振動も心地よくいつまでも打ち続けられる感じです。
今まで使っていた1500円との差を遥かに感じました。
左を見るとPFUのキーボード達が並んでいます。
かっこいい。。。と言うのが第一印象。
男らして無骨、余計なものを削ぎ落した
ストイックなキーボードというイメージをPFUのキーボードに持ちました。
テンキーは無し、ファンクションキーも無し(ファンクションボタンと同時押しで使用可) 、
アプリケーション用のショートカットキーも無し、
日本語かな表記無し、アルファベット表記は黒で目立たない、
見た目にもインパクトのあるキーボードでした。
道具好きなら間違いなく惚れてしまう外観です。
鍵盤のうち心地は東プレのコクッより軽い、カコッっていう感じ。
サウンドで言えば東プレのキーボードの方が自分は好みでした。
しかし入力のスピードで言えば、PFUの方が好みでした。
なんと言うんでしょうかね、PFUのキーボードの方が指の回転が
若干早いと言う印象をもったのです。
指が次から次へと動いてしまうという様なイメージです。
これは東プレのキーボードでは感じないところでした。
東プレもPFUもどちらも素敵なキーボードです。
どちらかを選ぶというのは、とても大変な、難しい問題でありました。
鍵盤のうち心地はどちらも良いところがあります。
価格も両者高級です。テーマにも沿っています。
しかし、店を出る頃には自分の心では、
いや心の奥底の自分の知らないところでは、
PFUのキーボードに決まっていました。
勝敗を決めた要因は、
やはり、自分のスタイルにマッチした、ということでしょうか。
キーボードの右に着いたテンキー群は僕には必要ありませんし、
ファンクションキーはアプリケーションを使う時に1つか2つ押すばかり。
特殊なボタンなど一度も使ったことはありません。
ページアップ、ダウン、とか、その辺のゴニョゴニョしたやつとか、
なんでこんなのがついてんだろ?って思うことも度々ありました。
かなでの入力なんて一切しませんし、キーボードを見ながらの入力はありません。
それらの自分が必要としていない機能を、根こそぎ削ってくれた、
PFUのキーボードに軍配があがりました。
価格で比べても、PFUのキーボードの方が高いのでした。
そして家に帰り、楽天のお店で購入しました。
クレバリーさんごめんなさい、そしてありがとう。
そしてキーボードが家に届きます。
PFUのプロフェッショナルJPです。
やっぱり素敵なデザインですね。
慣れないうちは、異様かと思うかもしれません。
とても小さいキーボードなのですが、我ここにあり、
という主張をビンビン出しています。
このキーボードは「墨」というカラーなのですが、
ナナオのフレックススキャンにも、ハーマンミラーのイスにも、
あわせてデザインされたかの様にマッチしています。
偶然でしたが嬉しい限りです。
キーボードの配置には当初は手こずりました。
一番違うのはControlの位置ですね。
ウィンドウズキーも手こずりましたが、
今となっては何も迷うことがありません。
届くまで少し心配していましたが、必要なキーも全て揃っていました。
今までのキーボードと同じように入力をすることができます。
素敵なキーボードと出会う事が出来ました。
購入してからまた一ヶ月も経っていませんが、
毎日、キーボードを使う度に喜びを感じています。
そして、少し緊張感もあります。
よし、打つぞ、みたいな。
これからもずっと付き合っていけたらいいですね。
でも実はというと、プロフェッショナル2の方がさらに素敵なんです。
キーボードの打ち心地も素晴らしく、そしてさらに高級なのです。
でもプロフェッショナル2には「墨」カラーがないので、
それはまた次回にしましょう。
「墨」カラーが出たあと、今のキーボードが何十年後かに壊れた際、
プロフェッショナル2を手に入れようと思います。