初心者のための登山とキャンプ入門

Lap axe のギター「Deluxe Series」を直輸入で購入。価格や弾きやすさ等のレビュー

Lap axeのギター

旅行や出張時に弾けるコンパクトなギターが欲しかったので、ヘッドレスのトラベルギター、Lap axeの「Deluxe Series」を買いました(のちに売りました)。
購入を検討されている方の参考になればと思い使用感や料金などを書いてみたいと思います。

Lap axeの「Deluxe Series」 の仕様

Lap axe Deluxe Seriesのギター
  • 全長:51.5cm
  • 重量:約1.35キロ
  • チューニング:G,C,F,Bb,D,G
  • ボディ・ネック:マホガニー
  • 指板:ローズウッド
  • シンガポール製?
  • ウェブサイト:https://www.lapaxe.com/travel-guitar-japan

チューニング

Lap axeの商品は「Deluxe Series」と「EX Series」の2つがメインで、購入した「Deluxe Series」はネックの短いモデル。「EX Series」はネックが長くチューニングがノーマル。
「Deluxe Series」でもノーマルチューニングでいけないこともないけれど、確かマイナー3度上げがメーカー推奨だった様に思う。

付属品

  • 専用ストラップ
  • 六角レンチ×2(弦交換用)
  • ギターケース
Lap axeの「Deluxe Series」 専用ストラップの穴
ネック側の専用ストラップを入れる穴
Lap axeの「Deluxe Series」のストラップピン
ブリッジ側のストラップピン。ここがジャックになっている。
Lap axeの「Deluxe Series」のギターケース

専用ギターケース。フロントにストラップや小物を入れるポーチ。ストラップはよくあるナイロンのもの。

商品の発送と梱包、価格、状態など

購入までの流れ

  • 2018年6月10日:在庫と商品の到着日の問い合わせメール 送る
  • 2018年6月11日:在庫あり、6月30日には届けられると思うと丁寧な返事あり
  • 2018年6月12日:サイトにてカード払いで購入
  • 2018年6月26日:いつ発送するのかの確認のメール 送る
  • 2018年6月27日:今週の金曜に発送する予定、と返信あり
  • 2018年7月4日:ギター届く

予定していた6月30日よりも到着は遅かったものの、メールの返信も早くてフレンドリーで、とても気持ちの良いやりとりだった。文章の最後には必ず「arigatou」を入れているのも嬉しいポイントだった。

商品の価格と送料

ぜんぜん覚えてないけれど、Lap axeのサイトを見るとUS$599とあるのでその値段で買ったのではと思う。最終的にカードに請求された金額は67,036円。

送料は確かかからないみたいな感じだったと記憶しているが、後にフェデックスから請求書が届いたのは覚えている。たしか2~3000円辺りだったと記憶しているが、気にするほどの額ではなかった様に思う。関税だったかもしれない。

梱包と商品の状態

Lap axeが届いた状態
Lap axeの梱包

上の画像の通りで、梱包の状態はとてもよかったと思う。

商品の状態、クオリティ

ギターのボンドあと
ボンドが飛び散った様な跡

全体的に作りは悪くなかったと思うし、モノとしては工芸品みたいでかわいくて素敵だった。オイルフィニッシュの様な生の木の感じがいいし、デザインも良いのでインテリアとしてもとてもよい様に思う。

ただひとつ嫌だったのは、ツマミあたりにボンドのようなものが飛び散ったあとが数箇所あることだった。もったいないなあと思った。

音色と弾きやすさ、アンプ

音色

ジャズギターとして購入したけれど、音は申し分なかった。マホガニーのワンピースというだけあって、ザ・マホガニーって感じの音がする。木の塊が鳴っていますって感じでとても気に入った音だったし、甘い音色がジャズにもマッチして最高だと思った。フラットワウンドの太めの弦も問題なく張れた。

弾きやすさ

ギターのデザインも音色もすごく気に入ったけれど、自分にはとても弾きづらかった。
トラベルギターなんて多少弾きづらいのは前提だとは思うけれど、ちょっと自分の許容範囲を超えて弾きづらかった。

ネックの厚みが原因だと思う。自分の手は女性並に小さいので厚みのあるネックはとても弾きづらい。たぶん、握り込むように弾ける人はまだ弾きやすいのかもしれない。
自分の場合は親指が常にネックの裏にあるので、横移動をする際にボディがぶれてしまう。ネックを握り込めればある程度コントロールは出来るんじゃないだろうかと思う。

右手でブリッジを抑えて弾いてみたり、ボディの裏にクッションを入れてぶれない様に固定したり、弾きやすくするために色々な工夫を試してみたけれどだめだった。しまいには左手の親指がおかしくなるんじゃないだろうか、と思ったりもした。やはりネックが厚いのだ。

そんなわけで、とても素敵なギターだったけれど自分の手にはあわず、そしてだんだんと弾かなくなってしまった。そして売ってしまった。音もデザインも気に入っただけに残念だった。

すごく当たり前のことだけれど、ギターは弾いてから買った方がいい。無理せずに弾ける、というのが一番大事だなあと再度学びました。

VoxのamPlug2 Clean
amPlug2 Clean

ちなみに、アンプにはVOXのアンプラグ2を選んだ。
特に音が素晴らしいとかはないけれど、旅行先でイヤフォンからピックアップで拾った音を聴きながら練習できるのはとてもありがたかった。メトロノームがついたら最高だと思う。