x0xb0x
最近ヤフオクで落札したベースマシン「x0xb0x」です。
なかなか謎の多いシンセです。
まず最初にこのシンセの名前と正しい発音の仕方がわかりません。まあとりあえず、「0ゼロ」は「oオー」だと思いますが、何て発音するんだろうなあ。
そして売っているところがない、と言うことです。x0xb0xを知った当初は、どこかのメーカーが売っているのだろうと思い探してましたが見つける事ができませんでした。手作りで作るんですね、このシンセ。なのでx0xb0xのサイトに行くと、必要な部品やら工具やら手順なんかが解説しているんです。キットを販売しているところはありますね。
それで作るの面倒だな、誰かが作って売ってないかなって探したら、やっぱりeBayやヤフオクに出てました。作って売ってるんですね。キットが350ドルって事を考えると、4,5万でx0xb0xの完成品が買えるので高くはないですね。んで買いました。
ちなみにこのx0xb0xはステップシーケンサーのベースマシンです。ローランドのTB-303のクローンモデル、という名目で作られていると思うので使用方法は何かはほとんど一緒なのかな。大きな違いはMidiの有無だけかなあなんて思います。まあ、シンセや機材に詳しくないのでなんとも言えません。
x0xb0xを選んだ理由
ステップシーケンサーのベースマシンが欲しかったのでYouTubeで探していたのですが、x0xb0x以外に見つからないんです。それ以外にはTB-303。TB-303はやっぱり高いし、MIDIないしって事でx0xb0xしか選択肢はありませんでした。
まあなぜにステップシーケンサーかと言いますと、以前ソフトのベースシンセ、TB-303のクローンだとは思いますが、それがものすごい使いやすかったんですよ。初めてステップシーケンサーを使いましたが感覚的に扱えることに感心しました。作り込むんじゃなくて、でたらめにやって面白いのを見つけて調整、っていうスタイルが自分にはあっているなと思いました。それと未だにソフトを信じていないのでハードが良いですね。
x0xb0xの音
想像より遥かにぶっとい音がしました。実際のTB-303の音を知っていれば比較ができるのにな、とは思うのですが、x0xb0xの音は個人的に大好きな音です。もしどっかのバンドからベーシストとして入る事を誘われたら、僕は迷わずx0xb0xを持っていきますね。僕が演奏するよりも確実に太くて個性のある音を出してくれると思います。いやあでもどうだろう、強すぎて周りとのバランスが難しいかもしれないですね。アシッド的にソロでピュンピュン使うのがやっぱり一番向いているのかな。
僕が作る音楽では、あくまでベーシスト的な仕事をさせたいと思っているのだけれど実際はどうなるのかな。x0xb0xを触っていると、x0xb0xありきの曲が多くなりそうだなあ、と感じます。
x0xb0xの大きさ、マニュアル
x0xb0xのサイズは長辺が約28cm、短辺が約20cm、高さが約8cm(奥)で、手前は3cmくらいです。重さは1キロ以上はありますが、見た感じと比べかなり軽いです。外観には高級感がなくおもちゃみたいです。実際に音をだすまではかなり不安でした。ビジュアル的には定価1万2000円ってとこです。でもこれは作ってる人やパーツによって異なるので、他のx0xb0xはもうちょっと高級感があるのかもしれません。
マニュアルはx0xb0xのサイトからPDFで落とせます。わかりやすい英語で書かれているのでありがたいです。マニュアルによるとOSなんかも入れる事ができるみたいなので、今度挑戦してみようかと思います。
まあしばらくはx0xb0x単体で遊んで、時間があったらPCで動かしてみて、という感じです。時間があれば音でもアップしようと思います。んでいずれはキットを購入して自分で作ってみようかなあなんてのも計画しています。マニュアルを見て作るよりも生の基盤を見ながらなら作れそうな気がしますね。
- x0xb0xサイト : http://www.ladyada.net/make/x0xb0x/