山で美味しい生野菜のにんじんサラダ
にんじんの栄養価が高いのは有名ですのでもちろん登山の疲れた体にも良いことは言うまでもありません。でも栄養とは別に、山で美味しい生野菜のサラダを食べたくないですか?特に登山の行程の後半に食べれたらすごく嬉しいですよね。これは栄養のためじゃなくて美味しいから食べたくなる、そういうサラダです。
にんじんサラダに使用する食材
1. にんじん 1本
登山の後半に食べる予定ならまるごと持って行くのが良いですね。また、皮をむかないのでよく洗ってから持って行きましょう。私は煮物のにんじんはきらいだしスープのにんじんはまぁ普通ですが、このサラダのにんじんは好きです。にんじん臭さが気になりません。
2. ベビーチーズ 2個
なぜかこのサラダにはチーズがすごくよく合います。しかもチーズは登山にはありがたいタンパク質の補給源です。他にスティックのチーズなども良いですね。日持ちしそうな雰囲気のものを選んでください。
3. かつお節 1パック
これも、このサラダにはとっても合います。軽いのに大活躍です。
4. オリーブオイル 大さじ1
容器に移して持っていきます。これだけのために用意するのは面倒なので、だったらいっそのこと他のメニューもイタリアン系にしてしまうなど調味料を共通にしていくようにして準備の手間と荷物のカサを減らす工夫をします。
5. すしのこ 大さじ1
粉末のすし酢です。酢と砂糖が入っています。今回は酢を持っていく代わりに、これを使います。
これが今回持っていく食材です。これだけの量で236g。3人分の小鉢くらいが作れます。
今回オリーブオイルは小児科でもらったシロップのボトルに、すしのこはラップで包んでジッパーの袋に入れていきます。
作り方
1. ドレッシングを作る
サラダを作るコッヘルに、すしのことスプーン1杯の水を入れ、なんとなく溶かす。そしてオリーブオイルを入れて混ぜる。
2. にんじんを千切りにする
にんじんを千切りにする。ここがちょっとめんどくさいですが・・・。メンバーの中に一人くらい千切りだけはうまい人っていたりしますよね。
3. 全部を和える
にんじん、サイコロ状に切ったチーズ、かつお節をコッヘルに入れ、和える。
できあがり
出来上がり量は容器の重さ位を除いた230g弱。一人あたり70gとして3人分くらいのサラダになります。トップの写真も一人分70gで盛っています。
例えば晩ご飯にカレーを考えていたら、カレーの具として1本使うよりもこのサラダ&少し具が寂しいカレーっていうのも良くないですか?
今回のお料理道具 「Xマグ」
シートゥーサミット(Sea to summit)というオーストラリアの会社の製品で、「Xマグ」という商品名です。ジャバラになっていて折りたたんで薄くすることが出来ます。
シリコン製のカップという事で衛生的、軽い、折りたためる、耐熱性に優れているなどの理由で人気の品です。
会社でのランチ時に味噌汁やカップラーメンのリフィルを食べるときに使う人、外出先でのうがいに使う人、犬の散歩用の食器として使う人・・・いろいろいるようですが、こんなに高いものをわざわざ買って日常生活で使うほどなのでしょうか。。。
しかし、このカップが一番冴えるのはズバリ、筒型のガスボンベが入るタイプのコッヘルを使っている場合です。EPIやイワタニプリムスのガスカートリッジの底のサイズとほぼ一緒なので、すっぽり入ってしまうのです。
この手のコッヘルセットはアルミやチタン製が多いので、熱いものを飲むときにどうしても唇がやけどしそうになったり手が熱かったりしますよね。それにコップサイズのものはほぼセットに入っていないのではないでしょうか。
食事では大盛りの味噌汁とかでも大丈夫ですし、コップとして使っても違和感ないサイズです。これ一つあると、アツアツの食事が飲み物がストレス無くいただけます。これより小さいサイズは250mlの「Xカップ」という商品があります。
電子レンジも食器洗浄機もOK。質感もすごく「作りが良い」という感じを与えます。
スペックは、重さ68g、容量480ml、直径11cm、たたんだ時の厚みは15mm。温度は-40℃から180℃までOK。
新品はゴムっぽい臭いがしてホットコーヒーなんかを飲むときに気になりましたが、しばらく放っておいたら全く気にならないくらいに消えました。
しかもメモリが付いているので計量カップとして使えます。料理用の計量カップと比較して確認してみましたが、正確でした。メモリは2種類ついていて、1つは日本人も使うml。もうひとつはアメリカのカップの単位なので間違えないようにしてください。日本とは違って1カップ=8オンス=237ml(便宜上 1カップ=240mlと決まっている)。ちなみに、スタバで言うショートの量が1cup、グランデが2cupだそうです。