木製のゴミ箱を探し求めた結果、ラタン(籐)素材のゴミ箱を買う
部屋用に木製のゴミ箱を探し求め半年、最終的に「籐(ラタン)」製のゴミ箱を選んだ。値段は楽天で3000円ほど。アジアン雑貨と正直舐めていたのだけれど、届いた商品が想像以上に良かったのでつい文章にしたくなった。母親は「ゴミ箱にするにはもったいない」と取り上げようとしたし、僕はと言えば「南フランスの農家で使用されている伝統的なカゴと言えば8割の人は信じるかもしれない」と考えてすらいる。それが素晴らしい事なのかはわからないけれど。
このページではそんなラタン製のゴミ箱、そしてここにたどり着いた経緯について書いています。ゴミ箱選びの参考になれば幸いです。
当初欲しかったトタンの「オバケツ」
- カラーが豊富で色合いも良い
- サイズも豊富で選びやすい
- 頑丈。水も入れられる(断水の時とかに良いかも)
- 蓋付き
ゴミ箱探しの当初はトタンのゴミ箱一択だった。液体が入ればゴミ箱以外での用途も多分にあるだろうと考えていた。屋外で使用することもできる。
しかし、本当にこのゴミ箱が自分の部屋にあうのだろうか、と疑問を持つに至った。そしてトタン系のゴミ箱をやめ、木製のゴミ箱を探しはじめた。
次は「SAITO WOOD」のゴミ箱
- プリントではなく本物の木を貼っている
- サイズは3種類
- カラー(素材)は6種類
プリントではないこう言った感じのゴミ箱はSAITO WOODくらいしか見つけられなかった。
このゴミ箱は軽そうだし形もキレイ。しかし旅館のゴミ箱感が強いのではないか、という懸念と、値段も値段なので質感を生で確認しないと判断出来ない、という考えから今回は残念ながら選ばれなかった。チークがすごく素敵に感じたのだけれど。
次に「モニークチャートランド」のウッドダストビン
- サイズは2種類
- 無垢で頑丈。重量がある。
- 植木鉢カバーなどの用途にも良さげ
そして木製のゴミ箱探しに限界を感じ。違う方向を考えるに至った。
そしてロンボク島のアタ&ラタンのゴミ箱
そして最終的に選んだのがこちらのゴミ箱。ラタンは東南アジアの籐で、アタはなんだろう。まあ似たような植物だと思う。このゴミ箱で言うと、横方向の太い素材がラタンで縦に編み込んでいる素材がアタになる。サイズは高さ役27センチ、円の経は約25センチ。
デザインのせいか編み方のせいかわからないけど、アジア感が少ないのがこのゴミ箱の気に入ったところだ。ヨーロッパのオリーブ農家で使われているカゴ、と言われても納得してしまう感じである。
ただ、届いた実物は上の写真の様な雰囲気ではない。真横から見ればボテッとしたデザインだし、また歪みもあるのでこんなにシュッとしている印象ではない。手作り感が強く、素朴でかわいらしいと言ったイメージ。個体差が大きくあたりハズレもあると思う。しかし、笑顔が素敵なインドネシアのお母さんが編んでいる姿を想像すれば全て愛らしく見えてしまうのだ。
サイズは、6畳の個人部屋でクズカゴとして使用するにはやや大きいと思われるが、ゴミを多く出す人には良いと思う。たぶんリビングなんかに置いたらちょうど良いサイズではないだろうか。また楽天のレビューではスモーク臭について書かれていたが、僕のものにはそれは一切無かった。
このラタンのゴミ箱が届いてからひと月が経ったが、手作り感の強い自分の部屋に良く馴染んでいる。ゴミ箱ですって感じも強くないし、主張も強すぎず、また弱すぎないのもいい。
デザインが洗練され過ぎていない、可愛らしいゴミ箱を探している人はぜひ候補に入れてみてください。