とても簡単!自作の電源タップ(延長コード)の作り方
以前「DIYライトの作り方」でコンセントプラグを作りましたが、今回は工具と圧着端子を使い電源タップ(延長コード)を作りました。
工具や端子を使わずに先端をネジで止めるやり方でも問題ないと思いますが、こちらは安全で確実な方法です。そのうえ作業はとても簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。
自作電源タップに必要なもの5点
ワットとかアンペアとかボルトとかありますが、とりあえず下記のものを購入すれば間違いありません。ごく一般的な1,500wまで使える電源タップを作れます。
なおここで紹介している写真の部品は黒色ですが、リンク先のアマゾンの商品は白色です。アマゾンで黒色の部品が売っていない事があるので、購入しやすい白色にしました。黒色が良い場合はモノタロウで全て揃えられます。
電源タップ -パナソニック「WH2164KW」-
たぶん、どのホームセンターでも買えると思われるパナソニックの電源タップ。4個口です。
ちなみにWH2164KWとWH2164KWPがあったりしますが、たぶんPはパッケージ入りのPだと思います。中身は一緒でしょう。
この商品を使わない場合は、1500wとか合計1500ワットまで、とある製品を選びます。
ビニール平行線 -オーム電機「04-7471」-
コードは「ビニール平行線」という名称です。1500w、2.0m㎡、VFFなどと書いた商品を選びます。こちらはオーム電機の10メートルの商品ですが、2メートル、4メートル、6メートルの商品もあります。
コンセントプラグ -パナソニック「WH4021WP」-
狭いところでも使える可動式のコンセントプラグです。パナソニック製。可動式ではないタイプは「WH4415P」になります。
丸形圧着端子 -ELPA「PS-060H」-
丸形圧着端子のサイズはたくさんありますが、中から「R2-3.5」を選びます。
端子圧着工具 - LOBSTER「AK2MA」-
丸形圧着端子をコードの先端に圧着するための工具です。なかなかの高額ではありますが、これがあれば今後も気軽に延長コードや電源タップを作れます。モノタロウよりアマゾンの方が安いです。
自作の電源タップに必要なもの、まとめ
延長コードを作るなら
電源タップではなく延長コードを作るなら、電源タップの代わりに下記の商品が必要になります。
こちらはコンセントプラグとコネクタがセットになった商品でお買い得。しかしプラグの差込口が可動式ではありません。
こちらはコネクタの単品になります。
電源タップの作り方の手順
コードを4cmほど裂き、先端部分を5mmほど剥きます(写真は5mm以上剥いてしまっています)。ハサミを使って簡単に剥くことができます。
丸形圧着端子を取り出します。
端子圧着工具、AK2MAを用意します。こちらの「2」の部分を使います。
「2」の部分で端子とコードを挟み強く握り込み、圧着します。
反対から見た様子。
きちんと圧着されていれば、端子に「2」の数字が刻印されます。
端子の裏側の様子です。
これで片方は終わりましたので、同じ作業をもう一方でやります。
端子の圧着が終わったら電源タップのネジを外して開けます。中身はこんな感じです。
電源タップ内のネジをドライバーで外し、端子と電源タップを接続します。
蓋を閉じれば電源タップ側の完成です。
続いてコンセントプラグのネジを外し開けます。
電源タップ側と同じ要領でコードの反対側に丸形端子を圧着し、コンセントプラグに接続します。なお コードを裂く長さは電源タップ側より短めの1.5cmほどでよいと思います。
圧着端子の数字側が表に来ると蓋が閉まらない可能性が高いので、裏側を向くようにしましょう。
写真の様にできたら蓋を閉じて完成です。
お疲れさまでした。参考になりましたら幸いです。