雨のキャンプとタープの張り方の工夫
雨の中子連れでバンガロー泊キャンプをしてきました。このページでは雨天時のキャンプのタープの張り方、工夫方法などのことを書いています。
雨の日のタープの張り方
今回使用したのはヘキサタープですが、小雨が降る中でのBBQだったのでこのように張りました。
なるべく開放的になるように工夫
メインポールの2本しか持っていないのですが、今回は建物の柱と反対側の木にちょうど張り綱を結び付けられたので中央の屋根を高くすることが出来ました。
また、使わなかったポールを写真右手のルーフ両角の鳩目(グロメット)に刺し、こちらを高くすることで火を使うスペースとしました。開放的になるし、出入りもラクになります。予備のポールや張り綱があれば、ヘキサタープは張り方にバリエーションが出ますよね。
強い雨や寝る前には低くしよう
夕方からは雨が強くなってきたので、夜に備えて一般的なヘキサタープの張り方に戻しました。仮にこのままだと、万が一風が強くなってきたときに大きく煽られたり右側から雨が振り込んで荷物がびしょぬれになる可能性があります。
柱や木に結び付けた張り綱はそのままにしつつ、雨の強度に備えてポールも中央両サイドに設置します。
寝る前には荷物を中央に寄せて、再度張り綱をピンと張って寝ます。緩んでいると雨がタープに溜まってそれが原因でペグが抜けたり風にも煽られやすくなります。
天井が低いときは火の置き場に注意
通常の張り方にすると内部空間も狭くなるので、BBQグリルの位置にはさらに気を使います。屋根が最も高い中央のラインの、一番端っこに移動します。そしてグリルの足をもう一段階低くして、火と天井に距離を保ちます。
この日は7月の第1週目の週末でしたが、標高が900mあってさらに雨が降っているせいで肌寒かったです。夜には長袖を着ても寒いのでみんなで低くした炭を囲んで暖をとりつつまったりしました。
雨の日の子供たちの遊び
キャンプ場にいろんな施設があっても小雨でどこにも行けない子供たちは、ひたすらバンガローの周りで遊んでいました。フキの葉を摘んだり、バンガローの下の空間を探検したり、変なきのこを見つけたり。友達が一緒だったので何はなくともとても楽しそうでした。
そして雨が強くなって室内に入ってからは、敷き詰めた布団の上で踊ったり押入れから飛び降りたりしてひたすら遊んでいました。こういうとき、「ホテルじゃなくってよかった~」と痛感します。子供がヤンチャで旅行や観光もできないお母さんには、ぜひバンガローやコテージに泊まるキャンプをおススメしたいです。
持って行ってよかったもの、大量の着替えとサンダル、ウィンドブレーカー
1歳半の子供はそこらじゅうを歩き回ったおかげで服を濡らしたり泥だらけにしてしまい、持っていった上下5セットの服を全部使い切りました。乾かしたのですがこんな天気では乾くはずも無く、まさか一泊でこんなに使うとは思ってもいませんでした。 サンダルも必須だと思います。
あと、要らないだろうと思いながらも持っていったウィンドブレーカーは大活躍でした。子供は風邪を引きやすいものなので常に持参したほうが良いかもです。
暑い街中で過ごしていると想像も出来ませんが 「標高の高いところでは朝と夕は涼しいから上着が必要」 という原則は絶対だな、と思いました。逆に自分の分は持っていかなかったのでかなり寒かったです。