タープの設営方法(応用編)
雨、風などに対応したタープの変形技
レクタングラー型のタープは、タープのポールを曲げたり、ポールの本数を減らす事でタープの形を変形させ、風や雨などに対応するタープを設営する事が出来ます。
基本的なタープの設営が出来る様になったら、その応用として様々な状況に対応するタープ設営テクニックをおぼえてみましょう。いざ、と言う時に役立ちます。またプライバシー確保をしたい時にも変形タープは有効です。
L字型 (タープの片面を下げる)
リビングへの雨風の吹き込みに対応するL字型。この形ではタープの1つのサイドのポールを取り、雨風の浸入を防ぎます。またポールを取った方のサイドは、タープと地面を直接ロープで固定します。直射日光を遮ったり、プライバシーを確保する時にも使える張り方です。
三角型-大 (タープの両サイドのポールを折る)
両サイドのポールの節を折って雨風に対応します。天井が低くなるので居住スペースが狭くなりますが、横から雨が吹き込む時に効果的です。
三角型-小 (タープの両サイドのポールを取る)
両サイドのポールを全部取り払い、直接ロープで固定した三角型のタープ。雨水がシートに溜まる事が無く、横風に対しても強い形状がこの三角テント型です。居住空間が狭いのでテーブルなどを置くには不向き。荷物を置いたりするのに便利です。
木立にタープを固定する
タープを張る位置に木立がある場合はそれらを積極的に利用するのもテクニックの一つ。木にロープを結び付ければ耐風性も抜群です。またロープはもやい結びでとめれば緩む事もありません。このとき木を傷つけないためにタオルなどの上からロープを巻くようにしましょう。