初心者のための登山とキャンプ入門

キャンプタープの選び方

スノーピークのヘキサタープ

日差しや雨から守り、サイトの見栄えを左右するタープ

タープとは屋根だけのテントの様なもので、主にキャンプサイトのリビングの上に張り、雨や夏の暑い日差しを遮る役割を持っています。特に、炎天下のオートキャンプ場では日陰のない場所もたくさんありますし、高原などの山のキャンプ場では天候が変わり雨が突然降り出す事もしばしば。 また雨の日にはキャンプサイトの設営や撤収作業もタープの下で行うので、タープはキャンプに欠かす事が出来ない存在と言えます。それだけではなく、タープがあるとキャンプサイトの見栄えが華やかになり、よりいっそうキャンプらしくなります。

タープの種類

タープの種類にはヘキサゴン型、レクタングラー型などがあり、サイズも大型のものから小型のものまで様々。それ以外では風や虫除けのスクリーンタープ、車やキャンピングカーに接続するカーサイドタープなどがあります。

ヘキサゴン型タープ

コールマンのヘキサタープMDX
Coleman XPヘキサタープMDX

軽くて設営も簡単。主流のタープ。

2本のポールと6本のロープでテンションをかけるタイプのヘキサタープ。シンプルな構造でレクタングラー型のタープに比べ設営が簡単なうえに、ポールの本数が少ないので軽量。収納も小さくなります。また見た目が美しいのもこのヘキサタープの魅力。雨風にも強く、今一番主流のタープでしょう。 写真はコールマンのヘキサタープです。

レクタングラー型タープ

スノーピークのHDタープ シールド レクタ(M)
SnowPeak HDタープ“シールド”・レクタ

開放感が良く実用面積も広いタープ

ヘキサゴン型のタープに比べ、タープの下の実用面積も広く、天井も高く開放感が非常に良いレクタングラー型タープ。家族や大人数でのキャンプに活躍します。しかしその反面ポールの本数が多く重量があり、ヘキサゴン型のタープに比べると設営に手間がかかります。またレクタングラー型のタープは、風や雨が強いときにポールを折ったり減らす事で状況に応じた形に変形させ対応する事が出来ます。

スクリーンタープ

コールマンのパラタープDX
Coleman / パラタープDX

キャンプでやっかいなのは虫

夏のキャンプやレジャーに活躍するスクリーンタープ。ほとんどテントの様な形をしていますが、テントと違って床がありません。四方がメッシュで囲まれているので虫や風の浸入を防ぎ、またメッシュを閉じれば冬の防風対策として利用出来ます。
特に春先から夏にかけて山のキャンプ場では大量の虫が発生します。ゆったりとした食事の時間も、虫を追い払う事でいっぱいいっぱいなんて事も良くあります。虫が苦手な人やスクリーンタープの購入もおすすめです。
またスクリーンタープの種類によってはテントと連結出来るものもあるので、テントと隣接したリビングとして利用する事が出来ます。

スノーピークのスクリーンタープ
スノーピーク タープスクリーン レクタ M
スノーピークのスクリーンタープ ヘキサ
スノーピーク タープスクリーン ヘキサ M

こちらはまさにスクリーンタープ、と言ったイメージ。スノーピークのレクタングラー型のタープやヘキサタープに接続して使用します。タープが欲しくていずれはスクリーンタープも、と考えている人におすすめ。

カーサイドタープ

小川のカーサイドタープ接続図
(小川キャンパル カーサイドリビングDX

車を利用して設営するカーサイドタープ。

写真は小川キャンパルの車専用のカーサイドタープ。雨や風に対応した本格的なオールシーズン用です。宿泊するキャンプでなくても、日帰りのドライブやレジャーなどにも活躍します。収納もコンパクトになる小川キャンパルの人気商品。

小川のカーサイドタープ接続図
スノーピークオーニングサイドタープL Proセット

こちらはスノーピーク製のキャンプカーに接続して使用するサイドタープです。