初心者のための登山とキャンプ入門

自転車キャンプ旅終了! 沖縄県宮古島

宮古島。とみちゃんとあらた

久しぶりに日記を書こうと思う。
なぜ今まで書かなかったというと、これまですごくバタバタとしてしまっていたし、いやどうだろうか、なまけていたとも言える。そしてかなり突然だけれど、もう僕らはゴールしてしまっているのだ。自転車キャンプ旅は終了。そして今僕らは今沖縄は宮古島にいる。毎日ギターを弾き、三線を弾き、マンガを読み暮らしている。台風やら雨やらで外に出る事が出来ない。

鹿児島からフェリーで那覇へ

大分から鹿児島までは夜行バスを利用した。自転車はトランクに入れる事が出来ず、車内に入れ運んだ。

鹿児島に着くと大雨だった。予想通り台風が進んで来ているらしい。その日の昼頃までは暴風域に入る予定だった。沖縄行きのフェリーなんて出るはずが無い、と会う人会う人行っていたが、奇跡的にフェリーは出た。出発時間は7時間ほど遅れた。僕らはフェリーの待合室に12時間以上いた。

フェリーの2等は雑魚寝で、密航者の様な気分にさせられた。思ったほど揺れず、思った以上に眠る事が出来た。沖縄まで2等で行く人間なんて99%いなかった。僕らは30時間ほどフェリーに揺られた。

フェリーで寝る僕

那覇を観光

フェリーが遅れたせいもあり、到着時間もずれ、僕らは夜中の2時に那覇に到着した。もちろん外も暗く、地形もわからなかったので夜明けまで待機した。夜が明け、朝方の国際通りのマックで時間を潰し、公設市場の裏のゲストハウスに宿をとった。その宿は柏屋といい、ぼろく、従業員も客も荒んでいるように感じた。

久しぶりの国際通りは面白くなく退屈だった。
僕達は北へ向かった。

公設市場 那覇
首里城

北谷を観光

北谷町は観光地で、ショッピング街やフリーマーケット、ビーチ、外人も多く若者にも人気の街だ。僕達はそれらに近いゲストハウスに泊まった。

北谷では何をしたかというと、ビーチを歩き、ウィンドウショッピングをし、夕陽を見た。また夜には北谷の祭りがあり、エイサーや花火を見た。

北谷には2日間泊まり、翌日は自転車でコザに行った。コザではタコスを有名な店で食べた。その夜は楽しかった。外人さんと折り紙で遊び、紙風船でテニスをした。ブラジル人のかわいい女の子とはおっかけっこをした。

みはま食堂
北谷の街

宮古島へ

翌日、僕らは宮古島に向かう事にした。だが残念な事にフェリーは一ヶ月間埋まっていた。このままここでフェリーを予約し、一ヶ月後に宮古に向かうという方法もあったが、僕らは飛行機で宮古島に向かった。

それからはずーっとゲストハウスでだらだらと過ごしている。台風やその後の雨のせいで動けないでいるのだ。これからは何をしようか・・・。明日は晴れるといいが・・・。

ゲストハウスフェーヌカジ
ゲストハウスのみんなと
シーサー作り
吉野海岸

と、言うことでこれで自転車キャンプ旅日記は最後になります。すごく最後があっさりとしてしまいました。というのも九州からはほとんど自転車に乗っていないし、ゲストハウスに泊まりっぱなしだし書くことがあまりなかったんですね。
まあとりあえず目的の沖縄には無事に辿り着く事ができました。二人とも怪我もなくピンピンです。総走行距離はおおよそ1800キロくらい。日数は約90日。その場その場で行く先を考えていたので終わってみるとコースがむちゃくちゃだし、約3ヶ月もかかってますね。でもすごい楽しかった。観光地じゃなく行き当たりばったりで知らない土地にいけるって事が、僕にとってとても魅力的でした。毎日変わる景色も良かったし、とみちゃんの作る料理もいつも美味しかった。もう一度訪ねたい場所や、もう一度会いたい人。日記を読み返しているともう一度同じコースで旅をしたくなります。

最後になりますが、道中お世話になった人、親戚の方々、宮古島のみんな、本当にありがとう。お世話になりました。この日記を最後まで読んで下さった方、最後まで読んで頂きありがとうございました。そしてとみちゃん。本当にありがとう。