自転車旅の温泉備忘録③ 岐阜・愛知県の温泉
2007年の5月7日東京から沖縄へ。とみちゃんと僕は自転車での旅にでました。旅のテーマには色々とありましたが「温泉に立ち寄りながら旅をする」と言うのもテーマの1つ。無類の温泉好きのとみちゃんが、旅の途中で立ち寄った温泉についてコメントします。
新穂高温泉 / 水明館かるかや山荘 (800円)
今回は平湯バスターミナルからバスで新穂高温泉に向かうことになりました。「かるかや」というバス停があるので、そこで下車し坂道を下ると水明館がある。すぐ側には水明館キャンプ場があり、私が訪れたときにはキャンピングカーが1台停まっていた。(奥まで見なかったが)小さいので本当にキャンプ場なのだろうか?
ここは混浴の大露天風呂と女性専用の露天風呂がある。階段を下って露天に向かうので混浴露天風呂は上から良く見える。女性専用の露天も大きな湯船が2つあり、湯の表面には綿のような湯の花がたくさん浮かんでいた。ただの鳥の羽?油のような湯の膜も出来ていて少し白く濁った湯でした。
脱衣所でボーっとしてると'蚊’のような虫が肌を噛んでくるので急いで着替える必要あり。
福地温泉 / 湯元長座 (通常の日帰り入浴は出来ません)
水明館からバスで20分ほどの福地温泉。ここはどーしても前から入りたかった湯の一つでありました。やっと願いがかないとても満足です。
「福地温泉下」というバス停の目の前に湯元長座があります。平湯温泉からも10分程度のところです。あらたくんも気に入ってくれた旅館なのでたくさん写真を撮りました。
単純温泉。ほんの少し白く濁って見えます。かけ流しですが源泉が熱いので湧き水で加水しています。木をふんだんに使った浴室と浴槽。大きな窓からは木漏れ日が差し込んできて湯船が輝いていました。隣に露天風呂があり大きな岩がどどーんと置いてありダイナミックな露天です。
私は内湯にずっと入っていましたが、何故か体が赤く火照ってこないので長い時間入浴できました。旅館内も歴史を感じる棚やイスが配置されており、どこでもリラックスできるようになっています。本当にここは素晴らしい。
岐阜県 / 平湯温泉 ひらゆの森 (500円)
平湯温泉発祥の地であるこの湯。大きな日帰り入浴施設であるが、昔の農家を思い出させる太い大木がいたるところに使われており、重厚感が漂っています。
湯は透明だが、湯の花が大量に浮かんでいるので少し白く濁って見えます。ここの露天は大きく一日中過ごせるくらいの風呂数があります。私が入浴した日は雨だったので、屋根の無い露天風呂には入れませんでした。
休憩所は畳で、きっと温泉を利用した床暖房だと思います。ちょっと空気が重苦しかったのは閉店間際で換気が悪かったせいだろうか?源泉温度は65度。内湯はぬるめで、誰もが湯が出ているところの近くに入っていた。サウナあり。
荘川温泉 / 桜香の湯 (700円)
道の駅にある温泉。新しい綺麗な内装。受付のお兄さんの髪が茶髪でツンツン。一見怖そうな感じでしたがとっても礼儀正しく接客も上手。
で、湯のほうは機械のにおいがして嫌な湯だった。湯を流動させる機械があり、超音波も出ています。川の中で流れに身を任せ入っている感じになります。場所によっては流れの勢いが強く、棒に捕まらないと流されそうになり怖いです。機械と一緒に温泉に入っているようだし特老施設みたいで嫌でした。
露天風呂もあります。ぬるめでちょっとヌルっとする湯。無色透明です。
古川温泉 / たんぼの湯 (500円)
駅の道アルプ飛騨古川の近くにある温泉。飛騨古川駅から徒歩5分。ここの湯は茶色く、ブクブクと炭酸が出ています。まるでジャグジーです。炭酸鉄泉なので湯上りにはかけ湯(お湯で流さないと)をしないと服が茶色くなります。汗をかくと体から温泉の成分が出てきて、さらに服が茶色くなります。私は知らなかったので、髪も体も温泉いっぱい付けて上がってきてしまいました。小さな湯船ですが地元の人たちが次々に入ってきます。意外な場所に珍しい温泉があったので、大変良かったです。ちなみに宿泊も出来ます。
下呂温泉
白さぎの湯や噴泉池へ入ろうと思ったが、下呂温泉の居心地が悪かったので、足湯にちょっと浸かって下呂温泉は終わった。
金山温泉 / ゆったり館 (400円)
寝湯、打たせ湯、露天風呂、サウナ、ジャグジーと色々な風呂があったので、あらたくんは楽しんだ。私は何も特長が無い湯でがっくりした。
愛知県名古屋 / 湯吉郎温泉
ここはものすごい数のお風呂があった。中でも外でも寝てゆったりすごす場所が人気のようで、長時間友人と話す人たちが大勢いた。ここのサウナ室はスタジアム型になっていて面白いが、満席状態で入らなかった。テーマパークのように面白い場所だ。