自転車旅行22日目:岐阜県 清見から荘川へ
2007年5月28日
旅は思いのほか順調で、画面にくらいつくほどハラハラドキドキの展開などはなかなか起こらない。朝起きて顔を洗ってご飯を食べてテントをかたして荷物をセッティングする。そして出発する。毎日同じ事を繰り返す。だけど毎日景色が違うのが楽しい。
荘川はいいところ
白川郷に向け僕らは自転車で走っている。上高地で散々山にのぼったのに、また山をのぼっている。今日は清見から荘川の道の駅「桜の郷 荘川」まで走った。高山から白川郷に行くには二通りあって、短い距離できついか、長いけどゆるいか、という選択があった。ゆるい方を選んだが、こちらも峠を三つ越えなければならないので大変だった。
この清見から高山までの道、国道158号はずっと上り坂だが気持ちいい道だ。おかげで今日はかなり気分良く道を走る事が出来た。道の駅のおっさんや、郵便局のおっさんが言うように、新緑のこの季節は一番気持ちがいいかも知れない。山がいきいきとしている。木々も濃く深く、雑草でさえ自分の出せる限界の緑を輝かせてくれる。露前のこの時期、みんな光が嬉しいようでキラキラと輝いている。そんな中を走って本当に気持ちが良かった。
またこのエリアは山菜が多いらしく、地元の人間がビニール袋片手に山をウロウロとしていた。別荘地としての開発も進んでいるようで、新築の家がちらほら見えた。「なるほど」とうなずいてしまうくらい、別荘地としても気持ちのいい土地なのである。僕が三人いたら一人はここに住ませたい、と思った。
昔話の絵のような、荘川はそんなのどかなところである。
のんびりしたい人は絶対に行くべきである。
出発地 | 現在地 | 走行距離 | 走行時間 | 総走行距離 | 朝飯 | 昼飯 | 夜飯 |
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清見 | 荘川 | 34k | 4時間 | 482k | ハンバーグ | パン | から揚げ串カツ |