自転車旅行41日目:奈良県御杖から大宇陀へ
御杖のホタル鑑賞会
2007年6月16日
昨夜御杖で開催された「ホタル鑑賞会」はかなり面白かった。
毎年この時期3日間にわたり行われ、今回で三回目の開催となる。
午後七時に道の駅に集合。七時十分より開会式が始まった。「ホタルを守る会」会長の挨拶に始まり、村長の挨拶、「ホタルの生態に詳しい人」という謎の人物からホタルの説明を受けた。この辺のホタルの発生時期は、山桜の開花によって判断するらしい。とか、色々な話を聞いたような聞かないようなほとんど覚えていない。ホタルが光る時間帯は夜八時から八時半くらいらしく、その時間にあわせ出発した。
無料のホタル鑑賞会はマイクロバスを利用しての移動だった。老若男女乗っている。
しばらく山道を走り車は川沿いについた。
マイクロバスから降り、川沿いをぞろぞろと集団で歩いた。
真っ暗な夜道を歩いていると、祭りのあとみたいでかなり気分が良かった。
ホタルはたくさんいた。こんなにたくさんのホタルははじめてみた。びっくりするほどの数ではなかったけれど、十分に感動できるくらいホタルが飛び交っていた。周りも感嘆の声や拍手まで起こっていた。おばさんも口々に「きれいやわー」とか「はぁ~」と乙女のようであった。
御杖のホタルは素敵だった。ホタルの光にみとれてしまい言葉が無くなった。御杖村は村が一丸となって村おこしに力を入れているようである。ぜひ一度みなさんもホタルを見にこられたい。
大宇陀
朝起きて朝ごはんの準備をしていると、御杖の道の駅の人間が話しかけてきて、「良く眠れましたか?ゆっくりして行って下さい」といってくれた。ひそかにテントを張っている身分としてはこう言ってもらえると本当に嬉しい。昨日の日記にも書いたが、同じ道の駅でも色々ある。
週間天気予報に反し、朝から奈良は快晴だった。強い日差しを浴びながら、小さい山を何個か越え、昼には目的の「おおうだ」に着いた。あまりにも暑すぎたため頭が痛い。
今日はその道の駅「宇陀路大宇陀」の近くの「柿本人麻呂公園」で寝る。どうやらこの場所は「日本最古の狩の場所」らしい。竪穴式住居のモデルもあり、「奈良に来たなあ」としみじみと感じる。
また夜ご飯に団子を作ったのだが相当おいしかった。道の駅で買った団子粉とやらをこねてゆでてしょうゆをかけただけなのだが、今まで食った団子の中で一番おいしかった。黒豆きなこも買ったので、今後はきなこをつけたり、しょうゆをつけて焼いて食べてみたい。
出発地 | 現在地 | 走行距離 | 走行時間 | 総走行距離 | 朝飯 | 昼飯 | 夜飯 |
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御杖 | 大宇陀 | 35k | 3時間 | 1035k | 米 | ハンバーグ | 鍋 |