自転車旅行85日目：別府の鉄輪観光

地獄

2007年7月30日

別府の町はいい。僕はかなり気に入った。
旅もこの辺まで来ると異国情緒を感じる事が出来る。

細い路地で小汚い夜の街。
八十八もある別府の安い温泉。
生暖かい風、海。なに人だかわからない人々。
そんなものが集まって別府をつくっている。
そんなところがかなりいい。

また別府は坂の町だ。
平地なんて海の近くにちょっとあるくらいで、あとは全部斜面に町がある。別府には「～地獄」と呼ばれる、温泉が噴出す「鉄輪（かんなわ）」というエリアがあるが、そこも山の斜面の上のほうにある。自転車で行くのはしんどそうだったので、僕らはそこへバスに乗って向かった。

鉄輪には鬼地獄、竜巻地獄、血の池地獄・・・と、たくさんの地獄があり、「地獄めぐり」というパスもあるくらいで、そこらじゅうから白い湯気が上がりまくっている。地獄を見るには入場料がかかり、入場料はほとんど400円。なので僕らは何故か安い200円の「金龍地獄」に入る事にした。

200円という事もあり、他のと比べ見た目が安っぽかったので僕らは期待をしていなかったが、以外に金龍地獄を楽しむ事が出来た。どんなとこだったか、と書きたいところだが、ゲストハウスの人間に話しかけられたので今日の日記を終了とする。長くなりそうだ。