自転車旅行の装備と持ち物
自転車旅行に持っていった装備と持ち物を紹介します。下記のものが全てではありませんが、主要なものだけ写真を撮ってありました(写真の背景が汚くてごめんなさい)。
それにしてもこうして持っていったものを見返してみると余分なものが多いです。自転車って、重かろうと容量があろうと積めてしまうからついつい持って行ってしまうんですよね。でも途中でいくつかは送り返しました。
テント
スノーピーク / アメニティードームS
スノーピークのアメニティドームSというテントです。数ある2人用(2人+子供1人)のテントの中でもとりわけ重く収納時もかさばるので、購入する際にはいくらか迷いました。テントはコンバクトで軽く、持ち運び易いものに越した事はありません。
それでもアメニティドームSを選んだ理由は全室の大きさからでしたが、この選択は正解だったと思います。大人1人が余裕で寝る事が出来る全室には、二人分の大量の荷物を収納する事が出来ました。自転車旅で大量の荷物を運んでいたので(特に僕らは)、これくらい全室が大きなテントが良かったんじゃないかなと思います。
ちなみに雨の日には自転車も全室に入れる事もありました。山陰をバイクで旅行した際にはバイクも入れてしまいました。
また自転車で旅をする場合は、ある程度のテントの大きさって必要だと思いました。というのも大きいテントの方が目立つというか、キャンプをしているぞって言う主張があるんですね。若者からのいたずらとかそういう話も聞いてたんで、これくらいドン!ってテントを主張している方がいいんじゃないかな、って思ったりもしました。
毎日畳んだり張ったり繰り返していたアメニティドームS。設営時間は2人で10分ほどです。グラウンドシートやインナーシートは使用していません。
ストーブ
ガソリンストーブ / MSR ドラゴンフライ
頑丈、重さに耐える、ダッチオーブン料理に最適なストーブ。
ダッチオーブンで料理をしながら旅をしよう、と決めた時点でMSRのドラゴンフライを購入することが決まりました。ドラゴンフライって何キロまで耐えられるかわかりませんが、たぶん炊き出しの豚汁の寸胴を乗せても問題ないと思います。それくらい頑丈で安定したストーブです。
ガソリンと灯油も使える。入手が楽。そして燃費がいい。
毎日自炊をするというのがテーマの1つだったので、ガスストーブをメインにする事は考えられませんでした。ガスがなくなる度にカートリッジを買ったりとか、ゴミが出たりとか大変です。
ということでガソリンストーブを選んだのですが、給油?は非常に簡単です。ガソリンスタンドに言って「このボトルのここまでガソリンを入れて下さい」って言えばOKです。断られた事はありません。もちろん灯油でも問題ありません。
ちなみに僕の記憶だと、当時灯油を33oz(975ml)のボトルに満タンに入れて70円、それで2週間はもったんじゃないかなと思います(ご飯を炊くのにはガスストーブを使った)。ダッチオーブンの料理って燃料をすごく消費しますが、それでも2週間もった事に驚いた記憶があります。旅の前半は灯油を使っていましたが、後半はほとんどガソリンを使ってました。灯油はやっぱりススが多くでるのでダッチオーブンを掃除するのが面倒になりました。
火の調節ができるストーブ。
毎晩毎晩ちゃんとした料理を作るわけですから、火の加減ができるストーブじゃないとだめでした。現在はどうだかわかりませんが、当時火の強さを調節できるガソリンストーブはドラゴンフライくらいしかなかったと思います。この点を考えても、ドラゴンフライは僕達の求める最適なストーブだったと思います。もしくはドラゴンフライがなければ僕らの料理のスタイルはまるっきり変わっていたかもしれません。
メンテナンスも自分でできる。
これも重要です。何ヶ月も旅を続けますから、ストーブの調子がおかしくなれば自分でなおさなければなりません。その点MSRのストーブはメンテナンスキットも付いているし自分でもばらせるので安心です。まさに長期間の旅用に向いたストーブですね。長期間の旅や登山をするなら絶対におすすめです。
MSRの燃料ボトル 33oz
MSRの燃料ボトルで33ozで一番大きなモデルです。このボトルの中にガソリンや灯油を入れてもらい、そしてドラゴンフライにつなげて使います。ワンサイズ小さいのでも十分だったかなとは思いますが、ガソリンスタンドに立ち寄る手間を考えるとこの33オンスサイズのもので正解だったかな、とも思います。
EPIのガスストーブ / REVO-3700
MSRのドラゴンフライがダッチオーブン用、メインディッシュ用で、このEPIのREVO-3700はお米を炊く際やお湯を沸かす祭に使用しました。
ものすごく小さくなるのでサブ用のストーブとして適していると思います。火力も強いのでお湯もすぐわかせますし、特に火力が必要な炊飯に最適でした。
ガスストーブのコネクター
ガスストーブ用のコネクターです。これを装着する事により専用のガスカートリッジではなく、一般のガスボンベも使えるようになります。日本では販売されていないようだったのでヤフオクで購入しましたが、ボンベのガスが満タンな状態で使うと炎上して大変な事になります。と思いながらも度々使っていました。やっぱりストーブ専用のガスカートリッジってなくなってしまうと買う場所が無いんですよね。その点通常のガスボンベならコンビニでもどこでも買う事ができます。
その他ライト、ランタン、寝袋など
マグライト
このマグライトは格好だけですね笑。たぶん人生で一番最初に買ったアウトドア用のアイテムかと思います。今思えばマグライトなんて不便なだけです。今なら確実にヘッドランプを持って行くと思います。
でもそんなマグライトも毎晩使っていました。まあこれ以外ライトを持っていなかったのが理由ですが、旅をしているぜって雰囲気はありました。
あえてマグライトの良い点をあげるとすると、売れてるってことかもしれません。マグライトの電球は全国のアウトドアショップやホームセンターなどで手に入れることができます。
スノーピークのクッカー / チタントレック900、トレック1400
両方共スノーピークのクッカーです。左がチタンで右がアルミです。この2つを自転車旅に持っていったのですが、何で2つ持って行ったのか今は思い出せません。チタン「チタントレック900」の方は使った記憶があまりありません。アルミの方「トレック1400」はご飯を炊く用として毎日使っていました。頑張ればお米3合分くらいは炊けますが、2合炊きくらいがちょうど良いサイズです。
パーコレーター
ヤフオクで700円で買ったパーコレーターです。コーヒー好きとしては自転車旅に外せない1品として満を持して購入しましたが、2,3度使ったのみで送り返しました。
ガスランタンス / スノーピーク ギガパワーランタン 天 オート
実際あんまりガスランタンの出番はなかったとおもいます。あまりにも夜が暗い時はガスランタンの灯りでごはんを食べたりしました。でもやっぱりこのサイズはテーブルサイズで、もう少し明るく照らしてくれるランタンの方が使い勝手はあったと思います。
フォークアンドナイフ
特にコメントがありませんが、スプーンもフォークも出番はほとんどありませんでした。箸があれば問題ありません。
麻紐と初めて本
東急ハンズで購入した暇つぶしセット。旅の途中で何かを作ってたらシャレてるな、なんて思って購入しました。旅中僕はほとんど手を出しませんでしたが、とみちゃんは2日間くらいで全てのパターンをマスターしていました。すごい。
OPINELのフォールディングナイフ NO.12
オピネルのフォールディングナイフです。全長28cmでオピネルのナイフの中でも大きな方です。料理をメインに購入したのですが、箸をけずったりとか色々な事に役立ちました。購入時は大きすぎたかなと後悔しましたが、毎日料理を作ろうとするとこれくらいのサイズのナイフは1本あって良いと思います。安いのでバンバン使っていけるナイフでおすすめです。ちなみにナイフの柄のヒモは穴を開けてつけました。
いろいろ
色々な小物です。各種マニュアル、ランタンのマントル、自転車修理用の針金、細挽きは服を乾かす際に使用しました。それとドラゴンフライのメンテナンスキット。ドラゴンフライのプレヒート用に一応着火剤を持っていったのですが、使う事はありませんでした。
水泳ゴーグル
即効送り返しました。覚えてませんが、どこかで泳ぐつもりだったのでしょう。
一眼レフカメラ
フイルムのカメラです。非常に邪魔でしたが、良い写真が多く撮れたので持って行って良かったと思います。基本的な写真はデジカメで撮って、ここぞと言う時は一眼を使いました。他の出費を抑えてでももっと良いカメラを買っても良かったかもしれない、なんて事を今では思います。
三脚イス
一回自宅に送り返しましたが、また送ってもらいました。食事中は姿勢が楽なので重宝します。あとは地面がとても汚い時とか、そんな時に使いました。
レインウェア
家にあったぼろぼろのレインウェアです。旅中に雨に降られて思い知った事ですが、レインウェアは確実にちゃんとした物を用意すべきですね。レインウェアには思いっきりお金を使うべきだと思います。
折り畳み傘
家に忘れてきました。
カシオの時計 / プロトレック
ブロトレックは旅の始まりから終わりまでしっかりと僕を支えてくれました。
マグカップ
こんなマグでコーヒー飲んでたらかっこいいかな、なんて思って持って行ったのですが、ほとんど出番はありませんでした。味噌汁を飲む際に使用することはありましたが、それ以降何を飲んでも味噌汁の味がします。
寝袋
大きな割りに全然暖かくない化繊の寝袋です。これしかなかったので持っていったのですが、5月の長野は夜が寒くて大変でした。お手製のコンプレッションベルトでボンレスハムみたいに圧縮し、小さくして持ち運びました。
ラジオ
ぐるぐるとハンドルを回して充電できる災害用のラジオです。使用した回数は少ないですが、雨でテントに篭っている日なんかはラジオを聴くのが楽しかったです。
とみちゃんの旅の装備
Lodge(ロッヂ)のダッチオーブン / サービングポット
毎日の料理を担当してくれたとみちゃんが、自転車で大切に運んでくれたダッチオーブン。かなり重いので大変だっただろうと思います。でもこのダッチオーブンのおかげで美味しい料理をたくさん食べる事ができました。
変わった料理と言えばパンとかマフィンとか、それとパスタ。どれも美味しかった。ダッチオーブンのおかげで、旅がより充実し思い出深いものになったと思います。2人分のメインディッシュを作る際にサービングポットは最適なサイズだと思います。
むぎわら帽子
コロンビアの帽子
自転車用のグローブ
アルティアックのエアーマット
メレルのスニーカー
デルのノートパソコン
このDELLのパソコンを使って毎日日記をアップしていました。インターネットにはウィルコムのカードを使って接続していました。このパソコンがなかったら、と度々思いましたが、終わってみるとパソコンは本当にに必要な道具の1つだと思います。やっぱり大変だけれど、それでも毎日日記を書くことは大切だと感じています。