初心者のための登山とキャンプ入門

自転車旅の温泉備忘録② 長野県の温泉

とみちゃん。四万十川の前で

2007年の5月7日東京から沖縄へ。とみちゃんと僕は自転車での旅にでました。旅のテーマには色々とありましたが「温泉に立ち寄りながら旅をする」と言うのもテーマの1つ。無類の温泉好きのとみちゃんが、旅の途中で立ち寄った温泉についてコメントします。

浅科温泉 / 穂の香乃湯

浅科温泉 穂の香乃湯

道の駅「ホットパーク浅科」から自転車で3分ほどの日帰り温泉施設。安い入浴料の割には広い露天風呂には滝があり、ドバドバと音を立てながら湯が流れ込んでいる。循環ではありますが、地元の方々には大変好評の湯のようで、8~10ある洗い場は全て使用してうまっている状態でした。

露天風呂はぬるめなので風が吹くと寒くなり、私は何度か内湯の熱めの(それでも42度)に入って温まりました。ボディシャンプーのみ、ドライヤーはあり。テレビが見れる休憩所あり、給湯室あり(お湯は各自のポットに入れて持ち帰ってもいいですと書いてありました。)、貴重品用の無料ロッカーありと、とてもよい施設でした。

和田宿温泉 / ふれあいの湯

長野県 【和田宿温泉 ふれあいの湯 】

湯遊パークにある温泉施設。地元の方々は「こんばんは」「おやすみなさい」と声を掛け合いながら入湯していました。内湯のみの温泉ですが、源泉のお湯(31度)の浴槽もあるので、加温された湯と交互に入るとより一層体がぽかぽかしてきます。

建物自体に木を多く使用しているので、とても柔らかな光の空間となっていて落ち着けます。椅子が並べば教会のような雰囲気といったところでしょうか。 142号沿いにある和田宿ステーションの裏にあるので、気軽に立ち寄れる場所だと思います。

毒沢鉱泉 / 神乃湯

長野県 【毒沢鉱泉 神乃湯 】

和田峠を下り142号を走っていると、岡谷方面(トンネル)と下諏訪方面に道が分かれます。下諏訪方面に進んで行くと、電柱や道路脇に神乃湯の赤い看板が出てきます。注連掛橋という橋を渡り急な坂を4回ほどぐるっと上がると、山の中にひっそりと佇む日本秘湯を守る会会員の「信州 下諏訪 毒沢鉱泉 神乃湯」があります。自転車で上がるのが大変でした。

泉温10℃の浴用鉱泉。酢を古苦くした感じの独特な味わいがあり、効能が高いことでも有名です。源泉は透明ですが、内湯は茶色く温度は高めです。源泉から溢れ出る湯が内湯に流れ込んで行くので、内湯を熱くしているのかもしれません。

神の、湯。宿泊してゆっくり温泉を楽しみたいと思わせるぐらい、長く入っていたい湯でした。今回は自遊人という雑誌の付録「温泉パスポート」を利用したので、日帰り入湯料が無料でした。平日の夕方だったので、貸しきり状態だったし大変良かった。同時に6名までしか入湯できないので待つこともあるでしょう。

日帰り入浴は朝10時から夜9時まで。料金は700円。

下諏訪温泉 / 湖畔の湯

長野県 【下諏訪温泉 湖畔の湯 】

本日2湯目。しかも両方30分という短い時間の入浴となりました。ここは下諏訪駅から諏訪湖方面に行き、ジャスコの先にある地元の方が多く訪れる銭湯です。

9時半までの営業にもかかわらず、私と同様ギリギリに入る人が多く、20近くある洗い場は全て使用中。 桶を持ち湯船の湯で体や頭を洗っている人が何人もいた。みんな残り時間がわずかだというのに、念入りに洗っていて湯に入っている人がいない。熱いからか?確かに熱い、熱いけど入っていたい。しかし終了時間が迫っている。私は泣く泣く湯から出ることになった。

シャンプーリンス・石鹸など何もありませんので、受付で買うか持参しましょう。全ての客が慌ただしく動いているので温泉を楽しむところではなかった。

沢渡温泉 / こもれびのゆ(500円)

長野県 【沢渡温泉 こもれびのゆ 】

湯の郷公園から徒歩5分のところにある日帰り入浴&お食事処です。一見、峠の茶屋?と思うような木造ハウスだけれど、改装したてのペンションのようなキレイな施設でした。浴室も綺麗でした。ドライヤー無し。

湯船には茶色い湯の花が舞っていて、温度調節のため循環をしていますが、かけ流しと表示がある。湯はしっとりとしていて温度は熱め。源泉温度は65度。窓からは山が見え、紅葉の季節には眺めがいいでしょう。しかし、あまり窓に近づきすぎると道路脇の為、外から見えてしまうかも。温泉の後には、うどん・そば・カレー・天ぷら定食などの食事も出来ます。

白骨温泉 / 媒香庵 (700円)

白骨温泉 【 媒香庵 】

受付で料金を払うとロッカーのキーを渡され、露天風呂へと向かう。湯を飲んでみると酸味のあるたまごのパウダードリンクのような味。源泉は透明ですが時間が経つにつれて白く濁っていく温泉です。石鹸のみ。ドライヤー無し。

白骨温泉って体や服に温泉のにおいがついてしまいますが、温泉に入ったんだなぁって実感します。次は今回お休みで入れなかった笹屋に行きたいな。湯元斉藤旅館の姉妹店でもあるので、そちらに泊まるとこの媒香庵にも入浴できるようです。そのため混んでると宿泊客が優先されます。

坂巻温泉旅館 (通常500円)

長野県【 坂巻温泉旅館 】

休みのところが多かったので温泉パスポートを全然使っていませんでしたが、やっと2件目の入浴。(温泉パスポートとは自遊人5月号の付録です)。

ものすごい数の湯の花が浮かんでいて、洗い場には1cmくらいの温泉が溜まって流れ切れないほど湯船から温泉があふれています。しっとりとしていて肌にすいつく感じがしました。湯は少し硫黄のにおいがする程度で、すんなりのどを通りたくさん飲めちゃいそうです。

ここは露天風呂もあり、入り口のドアを開けると男性用の風呂の様子が丸見えでした。その隣に女性用の露天風呂があります。露天の下の方には川が流れていて、せせらぎの音を聞きながらの入浴もいいですね。宿は湯治場的な雰囲気がありました。

長野県【 坂巻温泉旅館 】