自転車旅行71日目:京都の宮津へ自転車を取りに行く
200年7月16日 最近旅行記がただの日記になりかけてきている。
はじめてご覧になった方へ、僕らは自転車で沖縄を目指している。
バイクでの山陰旅行も終わり、僕らは自転車旅の再開を急いだ。宮津に置いてある自転車と荷物を取りに行きたいのですが、とみつをさんにお願いした。みつをさんは快くオーケーしてくれ、早速宮津へと向かった。
僕らの段取りでは自転車をこっちに持ってきて、神戸から四国へとフェリーで上陸する予定なのである。そうして三木で使った時間の穴埋めをするという方向を取る事にした。バイクで周った山陰もそれが関係している。金も無くなってきているのだ。
それにしても宮津へ行くのは何度目だろうか。今いる三木は瀬戸内海側で、宮津は日本海側である。仕事のお手伝いで行き、出発する、といい行き、もうかなり馴染みの深い場所となった。宮津へは元奥さんのしずえさんも、アールもみんなで行った。せっかく行くのだから楽しもう、というみつをさんの趣旨による。長い長い道のりを軽自動車で進む。途中のパーキングエリアでは、新潟の地震の状況がテレビに映し出されていた。
当初は宮津の近くにある「スイス村」に行く予定だったが、雨のため丹後半島の伊根町にある伊根温泉に行った。伊根町は観光地としても有名で、海と暮らすような町だ。海と家が隣接しており、船が直接家の車庫に入ってしまうのだ。ほとんどが漁業を営んでおり、みな海に張り付いて生活をしている。雨ながらも、伊根の町並みは面白かった。
昼飯を食べ温泉に入り、宮津へ戻り自転車と荷物を車につんだ。とみちゃんの自転車のサドルはカビが生えていた。自転車に席を奪われた僕らは、それぞれ開いたスペースに座り車に揺られ、三木へ帰った。三木に戻り、2,3日後に四国へ出発する予定である。
新潟旅行!?
みつをさんは、はっきりと覚えていないが、三木のユニセフだかユネスコだかの常任理事である。そこの海外なんたらという役員をしている。
三木の家につくとみつをさんに一本の電話が。そのユニセフだかユネスコだかが、新潟地震の被災地に向かいボランティアをするというのだ。それを受け、僕らもボランティアに参加しないか??? というみつをさんからのお誘いが来た。申し訳ないが、手助けをしたい、という気持ちより興味がかなり強く僕らはそれをオーケーする事にした。
具体的には何も決まっていないので、本当に行くかどうかがまだわからない。明日明後日はみつをさんは仕事なので、きっとそれ以降に出発するであろう。僕らはまたまた出発するタイミングを失った。今度は新潟へと飛ぶのであろうか・・・。 楽しみである。