ウェリントンのアパート・ジョージホテルについて

今日は日曜日。金曜、土曜と日記が2日間もとんでしまった。それらも今日の日記にあわせて書こうと思う。

金曜日。キャンベル語学学校の金曜日は通常と違う。午前中は短い文法の授業があり、そのあとはアセンブリーと呼ばれる集会がある。今週、この語学学校を卒業する生徒がスピーチをしたり、ウェリントンのイベントの説明をしたり、翌週のワークショップ（授業後のアクティビティ）の説明を、スクリーンを使って説明したりする。その後12時までは授業の続きをし、それが終わると終了。そして1時からは1時間参加自由のカンバセーションクラスというのがあり、僕はそれに出席した。

2時にカンバセーションクラスが終わると、新しいアパートへと移った。荷物はもう事前に用意して学校に持ってきてあった。同じクラスの韓国人女性がアパートを探していたので、一緒についてくることになった。その友達も含め合計4人で新アパートへと向かった。

アパートのフロントで鍵とキーカードをもらい、僕の部屋の7階にいく。自分の部屋をまだ一度みていないのでどきどきであったが、満足の行く部屋であった。部屋には引き出し付きの勉強机、椅子、ベッド、タンス、ベッドの横の台、クローゼット、窓も2つにブラインドもある。大きな鏡もあるし、読書灯もある。風呂はユニットバスだけど巨大な浴槽もあるし、鏡もある。ないものはシーツ、掛け布団、枕、シャワーカーテンくらい。全体的にきれいではな部屋ではないけど、見に来た韓国人も納得のパフォーマンスだ。
韓国人達が帰ると僕はベッドに寝転んだ。夕方の4時頃か。そして起きると次の日の朝9時頃であった。

土曜日。何かを食べなければと思いマックに行き、そしてインターネットをする。帰りがけにシーツと食料を買った。アパートに戻ると荷物を整理し、模様替えをし、ベッドにシーツをかけた。すると、僕が良く行く中華料理屋、「モモティー」のアイヴァンからメールがあった。勉強をしようじゃないかということだ。

アイヴァンが僕の部屋にくるとレッスンはスタート。初めは英語の授業、その後は日本語の授業。アイヴァンは中国人だけれど、ニュージーランド人の彼女がいるから発音がきれいで聞き取りやすい。夕方になり腹が減ると2人でモモティーに行った。内装は変だがここの料理はうまい。そしておまけしてもらった。

アパートに戻りレッスンを再開、その後ストリートパーティへと向かった。週末、ウェリントンはお祭りなのだ。詳しいことは全くわからないが、ラグビーの大会がウェリントンで行われそして路上で祭りが行われるようである。それに行った。

パーティは、想像より遥かに激しかった。そしてかなりの人である。皆それぞれに仮装し道々を歩いたり、踊ったり、バカ騒ぎである。バンドのライブステージや、各クラブでは大音量でダンスミュージックを流し、その前ではたくさんの人が踊っている。みんな叫んでいる。日本程度のお祭りを想像していたので面食らった。それにしても西洋人は遊び方を知っているなあ、と関心してしまう。　そしてアパートに帰ると夜中の1時過ぎ。そして寝る。

日曜日の今日。九時ころに起き朝飯にシリアルを食べ、英語の勉強。一週間分の復習だ。途中で買い物に行ったり、オリジナルのシャワーカーテンを作ったり、そしてまた勉強したりした。今すごく平穏で落ち着いている。部屋はすこぶる静かであり、うるさい学生たちもいない。周りの住人も静かである。落ち着いて英語の勉強に取り組むことができる。せっかくなのでアパートの紹介。

George hotel

アパートの名前はジョージホテル。外観と中身はぼろいが、一階のフロント部分だけは恐ろしくきれいだ。以前は何かのホテルだったのだろうか、それを買い取ってアパートにしている、とこのアパートを紹介してくれたショーンは言っていた。

鍵はカードキーと普通の鍵。カードキーはエレベーターに乗る際や、深夜のフロントドアのために使う。各フロアには朝食に適したごく簡単なキッチンがある。3階にはランドリールームがあり、2階は食堂になっている。ここで自炊ができ、テーブルもたくさんあるのでご飯を食べれる。テレビもある。やたら複雑な形状をしてボロっちいアパートだけれど、必要十分な機能はある。電気代、水道費込みで一週間180ドルだ。

立地はかなり良い。街の中心のちょっと外れ。いや中心と言ってもいいかもしれない。キャンベル語学学校までは歩いて3分、スーパーまで3分、マックまで3分、コンビニまで3分。周りには何もかもある。

これでやっと、落ち着いて物事に取り組める態勢ができた。腰をすえてじっくりとできる。今すごく落ち着いている。カレンダーも買ったので予定を考えられるし、生活必需品や食料の在庫を持つ事に怯えなくてもいい。しばらくはここにいれるのだ。なんて素晴らしいのだろう。あとは、英語がもうちょっと理解できるようになりたい。(2/6 end)