英語をやらねば、とついに思う
何だかんだメルボルンでのだらけた生活も一ヶ月が経ち、気がつけば6月である。5月、僕は何をしていただろうかと考えても大した事が浮かばない。大した事はしていないのだ。そう、そしてそろそろ僕はがんばるシーズンに入らなければならない、いや、入る。
しかし物事はうまく進まない。予定していた語学のエクスチェンジもうまくいかない。日本語を学びたい、と募集をかけている数人にメールを送ったが、ことごとく返事が来ない。まあこれも大した問題ではないのだが、ちょっと悲しくなってきた。次回からは自分で募集をかけてみようと思う。
まあ僕は今、英語を勉強しなければと強く思っているわけだが、原因がある。それはスカイプでコリアンのジュと会話をしたからだ。フェイスブックを見るとジュがオンラインだったので、何となくスカイプで会話をしようと誘った。ちなみにジュはニュージーランドの語学学校で一緒だった女の子である。
驚いた事に、彼女の英語は格段にレベルアップしていた。彼女とニュージーランドでお別れをしてから一ヶ月とちょっと経ったくらいであるが、まさかこんなに彼女の英語が伸びているとは。確かに僕はジュの英語の能力は評価していた。出会った時はほとんど英語を話せなかった様に思うが、語学学校に通い続けるうちにぐんぐん英語が話せる様になってきていた。それでも一ヶ月前は僕の方が良く英語を話せていたように思う。しかし今回話して思ったのは、確実に僕より英語が話せている。すごい伸び方である。いや、ジュの英語力が伸び、僕の英語力が低下したのもあるだろう。とにかく驚いて、そして自分の現在の環境を見なおさなければならないとここに来てやっと思った。遅いくらいだろうが。
という事で、自分の今の状況を見なおそう。僕は週2日間ジャパニーズレストランでバイトをしている。残りの5日間は完全にフリーである。そしてこの残りの5日間を英語についやす、というのが当初の目的であったが、はっきり言って無理である。何も無い日は、ほとんど何もしないのである。英語の勉強も少しだけである。休みの後半に焦って急に長時間英語の勉強を始める、というのがいつものパターンだ。遅く寝て遅く起きる、朝ダラダラする。バイトをしている時いつも思うのは、よし、これからやるぜ、ってなるんだけど、バイトが終わると休みをいい事にぐたーっとし続ける。悲しいことである。やはり僕とはこんなものだ。日本にいるのと何も変わらないではないか。
ということで、改めて自分がどんな人間か思い出した。なので僕自身をフリーの環境からカチッとした環境において、コントロールせざるを得ない事がわかった。まあこれも今更ではある。
と言っても、どう自分をコントロールしようか。語学学校に通うか、バイトをするかの2パターンしかないように思う。しかしどうであろう、あれこれ考えてみても、今はちょっと難しい。バイトのシフトを自分の思うように動かせれば語学学校に通う事も可能ではある。うーん。(6/4 end)