初心者のための登山とキャンプ入門

メルボルン暮らしとジャパレスの仕事

メルボルンでの暮らしは、最近はバイト、それ以外の日は英語の勉強という形になっている。ジャパニーズレストランでのバイトも慣れてきた。あれだけ焦っていたランチタイムでの皿洗いも、鼻歌交じりにできるようになった。というか慣れすぎて米の釜に蓋をせず炊いてしまったくらいだ。そのカピカピになった大量の米はバレない様密かに処分しておいた。バレただろうか。

英語の勉強はアイポッドに入れておいたポッドキャストの英会話を聞く、そして知らない単語やフレーズを書き取ってノートにする、それを聞きながら声にだす、という感じですすめている。効果のほどはわからないが、個人的にはこの英語の勉強方法が楽しい。

本日もジャパニーズレストランでバイトであった。朝10時30分から17時までだったので楽であった。それにこの時間でも2食分のまかないが食べれるので大変助かる。また昨日から同じバックパッカーで働いているシンゴもここで働き始めた。お互い無職ではなくなり、金が消えていく心配も消え、お菓子を食べる量が増えている今日この頃だ。

今日のバイトの昼のまかないはソバだった。というか、いつもソバである。前にも書いたかも知れないが、きしめんが極めて薄くなった様な麺で、スープは味噌汁の残りから来ていると思われ、味噌味だ。いや具も全て残り物であろう。ごぼう、ナス、玉ねぎなどの他に、パプリカ、ベーコンなども入っていた。
それにしてもジャパニーズレストランでパプリカとベーコンはどこで使っているのだろうか。パプリカはサラダか。ベーコンは甘くて美味しかった。

5分くらいでその闇ソバを食べ、一服をし、エスプレッソマシーンでロングブラックを作り、その後皿洗いをし続けた。

4時頃暇になったので、ブロッコリを切る仕事についた。動かないので寒いが、ブロッコリを切る仕事はなかなか楽しい。そして難しい。たくさんの木が集まって巨大な木となった様なブロッコリから、適度なサイズのブロッコリを切り出さなければならないのだ。その剪定作業が楽しい。そしてブロッコリを適度なサイズに切り分けたら、根元の部分をカットし丸っこい形にする。これも楽しい。包丁が良くきれるのでとても楽しいのだ。
思い返せば今まで切れない包丁ばかりであった。色々なところで包丁を使って来て、ただの鉄の板の様な包丁もあった。BOZOバックパッカーに限っては全ての包丁の歯がのこぎり歯になっている。なので切れる包丁を使う作業はとてもストレスがなく楽しかった。そして楽しすぎて指を切った。

5時に仕事が終わると、夜のまかないが出来上がるまでちゃっかり待ち、まかないを食べた。今日のまかないはジャパニーズカレーである。特別にうまくもなかったが、夜飯が食えるのはありがたい。そして食べ終わると帰った。

今日は半日しか働いていないので歩いて宿に帰った。アイポッドで英会話を聞き、ぶつぶつとつぶやきながら街を歩く。
メルボルンの夜。相変わらず素敵な街だ。この時間は帰宅ラッシュで街が騒がしい。色々な人種がいて誰がどこ出身だか確実にわからない。不思議な街である。とても魅力的だ。(5/19 end)