語学学校のこと・英語の勉強のこと
明日がとうとう語学学校が最後の日。ジャスト3ヶ月間、キャンベルで過ごした事になる。ということで語学学校をまとめてみようと思う。
3ヶ月間過ごしてみて思ったこと。人によると思うが、やはりある程度スムーズに話せるようになるためにはそこそこの時間が必要である、ということがわかる。もちろん僕自身そうだが、他の人を見ていてもそう思う。皆少しづつ、少しづつ、口に出せる言葉が日々増えていっている感じだ。空の星の様に微妙に微妙に進んでいく。そして個人的には、ある程度話せる様になるためには最低2年は必要だと感じる。もちろんこれも人によるが、僕は2年あればそこそこの会話は楽しめ様になるんじゃないかなと踏んでいる。
ちなみに僕の学習方法は、アイバンとの英会話レッスン、韓国人との英会話、授業の復習。後半はBBCのラジオなどを聞いていた。どれくらいの濃度で勉強したかと言うと、75%くらいだろうか。他の人よりは英語の学習に多くの時間を使っていたつもりだが、それでも遊びすぎたかなあ、と思っている。性格的に。まあ100%でやったらえらいことになってしまうので、75%くらいがちょうど良いところであろうか。
また僕は日本人とコミュニケーションを多くとらない様にしている。素直に日本語の会話は楽しいし便利だし疲れない、と思う。でも昼休み以外の会話は極力避けた。そして僕は自分の身を韓国人グループに置いた。もちろんただ単純に彼らとの学生生活をエンジョイしていただけなのだが、これは僕の英語力をあげたと思っている。彼らの会話はほぼ韓国語なので耳は育たないと思う。でもスピーキングは向上したと思っている。自分で話題を作って自分が話の中心で話しまくるからだ。そして笑わせる様に頑張る。まあ、というか単純に話したいだけなのだが、この話したい気持がスピーキング能力を向上させたと思う。
もう一つスピーキングを向上させる事で大切だと思う事は、やはり自分より英語を話せる人と交流を持つ事だと思う。そしてボキャブラリーをパクって自分の物にしてしまう。これがかなり有効だった。例えばいっとき僕らの中でto be honest, が流行った。もちろんみんな知っているが、僕らは普段使っていなかった。多分一番最初誰かがふと口にして、その後僕がパクってちょいちょい使った。翌日には他の皆もちょいちょい使う様になっていた。こうやって増えて行ったボキャブラリーはいくつかある。そして人には人それぞれの得意技があったりもする。However を多用する人、something like that, を多用する人 I mean... が得意な人。まあ細かいものだが、それを自分の物にしてしまうのが効率的だし覚えやすいと思う。 ちなみに僕の得意技は何かなあ、と考えるとwhatを使ったフレーズだと思う。What I want to say is ...とか。あとはセカンドコンディショナル、If I was ... I would とかだ。一日に何十回も使う。もしも、の話をしまくっているようだ。
それと前にも日記に書いたと思うが、発音の練習は極めて重要だと思う。なぜなら先生の言う事が理解できても生徒の英語が完全に理解出来ない事が多いからだ。日本人と韓国人は母音が近しいので相性はいいが、それ以外はかなりきつい。中国人、ベトナム人、サウジアラビア人、スペイン人、フランス人、スイス人と色々な人種が学校にはいるが、どれも僕にとっては強敵だ。授業中に会話をさせられる機会が多いが、かなりきつい。先生の早い英語についていくよりよっぽど集中しなければならない。ほぼフィーリングとゲスのみだ。ちなみにこれらのインターナショナルなイングリッシュを理解できるのは先生だけである。
と、言う事で発音の練習は重要。他の国の人からしたら僕の英語はかなり聞きにくいのだ。皆同じなのである。日々の自分の英語の発音を意識する必要があると思う。
書きながらどんどんと、語学学校の話からそれて行ってしまった。最後に、語学学校は必要かどうか。僕の感想は、金に余裕があるなら行った方が良い、という感じだ。なんとしても、という風には思わない。先生の役割がかなり大きいからだ。でも僕は行って良かったと思っている。語学学校の感覚がつかめたし、英語の学び方の感覚もつかんだ。そしてもちろんたくさんの友達ができた。
ちなみにニュージーランドに住んで4年、英語がペラペラなアイバンは語学学校をすぐにやめ、独自の道を開拓していったようだ。そして僕もオーストラリアでは語学学校に入らない予定だ。もちろん高いということもあるが、もう少し英語が話せる様になってから入るのが金を使わずに済む方法だと思っている。
この3ヶ月間で僕は英語を学ぶという感覚を掴んだ。次は基礎力(スピーキングも含め)を上げる時間だと思っている。時間はかかるが一人でもできる。そしてその後もう一回語学学校に入って、今度は話しまくる。話しまくって話しまくる。自分のレベルが高ければ、周りの生徒のレベルも高いはずである。今はこんな方法で行こうと考えている。(4/20 end)