メルボルンで仕事探し
28日、朝は10時頃に起きた。一日9時間は寝ている。
そして
シンゴと街にでかけた。仕事探しの旅である。
職探しの旅は単純で、シティをうろつきジャパニーズレストランを探す、とういものだ。ローリング作戦。
まずはハングリージャックというハンバーガーのチェーン店に行き、計画を立てた。まあ計画も何もないのだが、地図を片手にどのエリアを攻めるかを検討した。そして話し合った結果、同じ道を左の歩道と右の歩道で別れて歩く事になった。一日ではとても全ては歩けないので、ほどほどの大きさのエリアを決め歩く事にした。
二人とも街歩きが好きなので、歩いているだけで楽しい。地図とペンを片手に、アイポッドでは英会話を聞きながら歩いた。途中に寿司屋かなんかがあると地図に目印を入れる。そんな風にして進んだ。
寿司屋はたくさんあった。しかしどれもこれも中国人オーナーのようである。募集の張り紙の様なものはたくさん見つけたが、全て漢字で読めない。基本的にこーゆーレストランでのバイトは英語力を問われない。なのでこの場合中国語が必須だとわかる。
途中で大道芸人を見たり、壁のペイントの写真を撮ったり、一服したり、アウトドアショップでシンゴが僕のおすすめのタオルを買ったり、そんなこんなで12時過ぎから始めたローリング作戦も4時頃に終わった。成果はゼロである。まあでもそれでも良いのだ。お互い特に必死なわけではないし、どっちかと言うと宝探し的な感覚で街歩きを楽しんでいる。終わった後に、楽しかったね、というのが僕らの感想である。しかしまだまだ歩いていないエリアはたくさんある。今後もどんどんすすめて行き全ての道を歩き倒したい。
そして探索の帰り際、僕はとうとうダウンジャケットを買った。ここに来て3,4日悩んでいたがとうとう買ってしまったのだ。
僕はニュージーランドに到着して、そしてオーストラリアに来る約4ヶ月間の間寒いと言い続けていた。その間ずーっと暖かい服が欲しいと言い続け、店があれば覗いてみたりした。でもなかなか良いものは見つからずここまで来たのだ。なんとかやりくりして誤魔化して。そしてとうとうメルボルンでXSのぴったりのダウンを見つけ、とうとう、買ってしまった。200ドルである。痛い出費である。ちなみに最終的に購入に踏み切った理由は、今後カナダにいくかも、今後ネパールの寒いところにいくかも、という理由である。
夜、BOZOバックパッカーの庭でシンゴと僕とモリコさんでかなり長い時間話をしたが、僕はかなり暖かかった。メルボルンの夜はかなり冷える。皆が震えている中一人ダウンを着て平気であった。ダウン最高である。(4/29 end)