初心者のための登山とキャンプ入門

オーストラリアでのワーホリに関して

寒い。寒い、ということしか書くことがないから困ったものだ。天気は曇ったり雨が降ったりを数日間繰り返している。冷たい風も吹いている。こんだけウェリントンが寒い寒いと言い続けていると、ウェリントンの評判を落としてしまうかもしれない。いや、もうじゅうぶん落としているだろうが、一応フォローをすると、僕が暖かい服を持っていない。掛け布団も相変わらず寝袋のままだし、部屋には暖房器具はない。いや、ある。「なんとかター」とか言う設備が部屋に備えつけられている。なかなか大きなもので、つまみをひねると高温のお湯が流れて来るようになっているのだろう。それで部屋を温めようと言うつもりだろうが、全く効果はない。それに手のひらを1cmくらいまで近づけると、やっと暖かいな、と感じる程度である。犬猫の方が暖かいと思われる。長くなってしまったが、そういう事でウェリントンに罪はない。

今週はやたら勉強ばかりをしている。最近遊び過ぎていたのでそれを取り返すというつもりもあるが、もう一つ理由がある。いつも遊んでいるコリアンの大半が別の方向を向き始めたのだ。というのもコリアングループの半数は来週末で学校を去ってしまう。リブは結局ダニーデンに行く事になったし、ビビアンとハンナはオーストラリアに行く。それぞれが別の方向を見始めているのだ。それを見ていて僕もなんというか、シャキッとしたというか、原点に帰ったというか、自分のもともといた場所に戻らねばならないと思ったのだ。と、言うのもあるし、来週は色々な会が催されるだろうし、再来週は僕はオーストラリアの準備で忙しいと予想できる。なので今のうちに英語の勉強をしておかないと馬鹿になる、とも思ったのだ。

今日ビビアンにオーストラリアは楽しみじゃないのか、と聞かれた。オーストラリアに全く関心が無い僕を見てそう尋ねてきたのだろう。正直に言うと全然わくわくしていない。先日先生にメルボルンは寒い、と言われた事も理由の一つだ。寒ければどこも同じである。外も出たくなくなり引きこもりになる。元気もなくなり笑顔も減り、風邪もひきやすくなる。僕の体は寒さに耐えようと食べ物を欲しがる。嫌なことだらけである。

あとはそうだなあ、気が重い。オーストラリアを自由気ままに旅するんだったら楽しいだろうけど、また一から物事をはじめなければならないので浮かれていられない。重い荷物持ってフラットを探して、語学学校を探して。そして今回はさらにアルバイトなんてしちゃうつもりである。オーストラリアドルはどんどん上がってるし、何一つ浮かれる要素がない。

それでも、早くオーストラリアに行きたいと思う。(4/7 end)