メルボルンの図書館
今日もあっさりと一日が終わろうとしている。一日はあっという間だ。そして最近僕の調子が良い。すっ、と眠りにつくことができるし、体も動く。う○この調子もいい。ストレスゼロと言った感がある。ウェリントンにいた時とは比べられないほど元気だ。
朝は9時半に起きた。昨日までいた同室の人間がいない。僕はとうとう夢の一人部屋をゲットしたようである。
朝食を食べているとシンゴが起きてきた。寒いと言いながらぶるぶると震えている。僕の部屋だけが寒いと思っていたが、どうやらシンゴの部屋も寒いようである。この先この宿はどれくらい寒くなっていくのであろうか。
シンゴと僕と台湾人のジョーの3人で、クイーンビクトリアマーケットに向かった。クイーンビクトリアマーケットは歩いて5分ほどのところにある。
マーケットは相変わらず活気がある。たくさんの野菜売り、果物売りなどがあり、中にはナッツを売っていたりスパイスを売っていたりもする。こうゆうところを歩くのはとても楽しいが、ついついスーパーマーケットで買った方が早い、と思ってしまう。皆扱っているものは大体同じなのだ。値段や質を比べるのが面倒なので、一箇所にまとめてもらえると楽、とか思っちゃったりもする。
また近くの建物には肉と魚のマーケットがある。ここも同様に、たくさんの肉屋があり、ラム、ポーク、ビーフなどが売られている。色々な肉の名前がありどこの部分かわからない。とりあえず僕はlampという安い部分の牛肉を買った。食べるのが楽しみである。またそれ以外にも、僕とシンゴは共同料理用の野菜などを買った。
昼飯にパスタを食べ、僕は勉強をしに図書館へと向かった。相変わらず天気は良く、相変わらず街歩きが楽しい。皆がオーストラリアから離れたくない理由が良くわかる。本当に素敵な街だ。狭い路地にはたくさんのカフェが並んでおり、その光景が素敵である。なんかで書いてあったけど、メルボルンのカフェの多さは・・・と。世界で2位だっけ、オーストラリアで2番目だっけ。まあとにかくカフェが多いのだ。しかもどのカフェも雰囲気が素晴らしい。貧乏バックパッカーでなければ2時間に一回はカフェに入って一服入れたいものだ。
メルボルンのステートライブラリーについた。相変わらず図書館の目の前の芝生ではたくさんの人がくつろいでいる。街頭ミュージシャンが素敵な声でYour beautiful~ と歌っている。街とマッチして心地がいい。
図書館はかなり大きかった。カテゴリーごとに大きな部屋がいくつもある。勉強机も一つ一つ大きい。パソコン用にコンセントもあるし、ライトもある。言葉で説明するのが最高に面倒なので、まとめるととても素晴らしい図書館だ。調度品や雰囲気も豪華、ワイファイが使える。3階にはチェスコーナーがあって仲間内でチェスを楽しめる様になっている。僕が今までに行った図書館は合計10箇所もなく、しかも全て日本なので比較できないが、間違いなくこの図書館はナンバーワンである。ここに毎日勉強しに来たい、と思える図書館だ。
本当に、街歩きが飽きない街だ。できるなら一日10時間くらい歩きまわりたい、そんな風に思わせる。ちょっと道を曲がると大道芸人がなにやらやっているし、ふとした小道にはおしゃれなカフェが並んでいる。遠くからはディジュリドゥとギターの怪しげなエスニックテイストの音楽が聞こえてくる。本屋には読みたくなるような本が並び、ショーウィンドウには質の良さそうなものがキラキラと輝いている。やたら気になるものが多くて、目を奪うものが多い。刺激が多い。
僕はしばらくここにいたいと思う。(4/28 end)